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442位:The Weeknd 『Beauty Behind the Madness』(2015)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に、2003年版、2012年版に続き8年ぶりに改訂されたローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 本家サイトに載っているアルバム解説文の日本語翻訳をしています。本日はこちらのアルバムです。

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442位:The Weeknd 『Beauty Behind the Madness』(XO, 2015)

<ローリングストーン誌による解説(翻訳)> 
 カニエ・ウェストとの共同プロデュースによるトラック“Tell Your Friends”で、エイベル・テスファイは自分自身がどんな人間であるかを前面に打ち出しており、そこにメタファーはない。「“poppin’ pills, fuckin’ bitches, livin’ life so trill.”(薬漬けになり、ビッチをファックし、本物の人生を生きてる)」のが彼の人生である。このトロント出身のR&Bシンガーは2010年代のポップミュージックがダークな方向に進む後押しをし、大成功したこのセカンドLPで「“Bitch, I’m still a user”(ビッチ、俺は今でも人のことを利用してる)」と警告している。彼の素朴で柔らかい歌声と、余白ある冷たいエレクトロニックのトラックは聴くものを魅了する。スウェーデンのポップジーニアス、マックス・マーティンが3つのトラックをプロデュースしており、巨大なヒット・ポップでありながらコカインへのラヴソングでもある“Can’t Feel My Face”もそのうちの一曲である。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。

<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:442位
同アーティストのランクイン枚数:1枚

【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:掲載なし


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