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介護の期間と費用

介護に関する数値(2021年12月発行)

公益財団法人生命保険文化センターが、一般家庭の生命保険加入状況を中心に、老後生活や万一の場合の生活保障に対する考え方などを、3年ごとにまとめています。

〇介護経験

過去3年間に、高齢で要介護状態(寝たきりや認知症など)になった家族や親族の介護の経験をしている方は15.2%。

<介護対象者上位、介護非経験者を含めた数値>
「自分の親:8.6%」、「配偶者の親:2.9%」、「配偶者:2.5%」

〇介護期間
(介護を始めてからの期間、介護中の場合は経過期間)

平均61.1ヵ月(5年1ヵ月)

<介護期間の分布上位>
「4~10年未満:31.5%」
「10年以上:17.6%」
「3~4年未満:15.1%」
「2~3年未満:12.3%」

〇介護を行った場所
「自分の家:40.2%」
「民間の有料老人ホームや介護サービス付き住宅など:18.1%」
「親や親族の家:16.6%」

〇介護に要した費用
(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)

一時費用(住宅改造や介護用ベッドの購入など)の合計額
平均74万円

一時費用の分布
「掛かった費用はない:15.8%」
「15万円未満:18.6%」

〇月々の介護に要した費用
(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)

1ヵ月平均:8.3万円

月々の費用の分布
「15万円以上:16.3%」
「1~2万5千円未満:15.3%
「2万5千円~5万円未満:12.3%
「10万~12万5千円未満:11.2%」

※生命保険に関する全国実態調査 2021(令和3)年度

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