【日記9】2月18～24日＝ラーメン食べすぎを反省、Dリーガーに感心、清原和博さんの講演会、恩師と親友の墓参り

2024年2月25日 09:39

理髪店で散発してもらってから横浜で打ち合わせ。

予定よりも長引いたので空腹を感じ、家系ラーメン「壱六家」へ。最近はラーメン率が高くなってきた。「チョコザップでトレーニングをしている」という言い訳が、自分への甘さにつながっている。

あらためて節制を誓う。

取材準備や下調べに1日費やす。自宅内でもトイレ以外は歩くこともなく、1日中座っていた。

夕方になって、疲れたのでしばらく休もうと、横になってTVerをつけると、江口洋介が主演の「救命救急病棟24時」が配信されていた。1話だけ、もう1話だけ…と続けてしまい、その後は仕事にならなかった。

元プロ野球選手、清原和博さんの講演会で司会進行役を務めた。プロのアナウンサーに任せた方が安心なのだが、清原さんが「リラックスした雰囲気で話したい」と希望したので、若い頃から番記者として取材してきた私が受け持つことになった。

ここ数年は、人前で話す仕事も積極的に引き受けている。大学生への授業、講演、YouTubeで野球の解説も経験した。

アナウンサーの方に聞いて勉強したり、準備を重ねたり…決して楽ではないが、その分だけ成長しているのではないかと思う。

清原さんは数日前から「人前で話すのは緊張する」と不安そうだったが、登壇直前になったら「オレは本番に強いから大丈夫や」と言って堂々と舞台に上がった。清原さんに引っ張ってもらう形で何とか無事に終わった。

前日の講演会で燃え尽きたのか、いつも通りに目は覚めたものの、なかなか動き出せなかった。こういう時はのんびり眠った方がいいと思い、珍しく2度寝して、9時過ぎに起きたらスッキリしていた。

2時間ほど原稿を書いてから、立て続けに3件の打ち合わせ。昼食をとる時間がなかったので、夕方にファミレスでパスタを食べた。夜はダンスのプロ、Dリーグの人気チーム、SEPTENI RAPTURESの取材。

各メンバーの話がおもしろくて、あっという間に取材時間が終わった。彼らは踊るだけではなく、いかにファンを獲得するかなどを考えて取り組んでおり、勉強になる。

打ち合わせをしてから、前日のDリーグ原稿を書く。いいコメントが多くて削る部分がなく、原稿がどんどん長くなっていった。

日刊スポーツは1行12文字なのだが、軽く1000行を超えてしまった。1万2000文字となると、400字詰めの原稿用紙で30枚だから、さすがに1回では読めないだろう。2回に分けることにする。

今日も座っている時間が長く、また集中していたので「チョコザップ」でのトレーニングにも行かなかった。

中学時代の同級生の墓参りへ行った。所属していたバレーボール部の仲間で、卒業してから何十年経っても連絡を取り合う親しい仲だった。

元チームメートや、十数年ぶりに会う恩師と駅で待ち合わせ、友人が眠る墓へ向かった。強い雨が降る中、恩師が用意しておいてくれた線香を手向け、元気だった頃の彼を思い返した。

彼は何度か手術をしていたが、順調に回復して、好きなゴルフもできるようになっていた。一昨年の夏前に連絡を取り、「涼しくなったら一緒にゴルフに行こう」と約束して、10月になった頃にLINEを送ったら既読がつかなかった。

おかしいと思って友人をたどったところ、私が連絡する直前の9月末に急に体調が悪くなって病院へ行き、そのまま帰らなかったと分かった。コロナ禍でもあり、葬儀は親族だけで行ったため、我々は知らないままだった。

時間が経ってしまったが、恩師とともに墓参りができてよかった。帰り道で居酒屋に寄り、彼の思い出を語り合った。

帰宅して彼の写真を見たくなり、アルバムを開いてみると、写真とともに中学時代に私が書いた作文がはさまっていた。最後の夏に全国大会まで勝ち上がったので、チームを代表して書いたのだった。

懐かしいが、やっぱり作文は苦手だったのだと思った。

朝から原稿を書き、写真を選定してレイアウト作業に没頭した。今や、記者は取材して原稿を書くだけではなく、読者が読みやすいよう工夫しながらレイアウトまで請け負う。

会社の機器にアクセスして作業するのだが、今日はWi-Fiの調子が悪くて何度もやり直す。出社して作業しようかとも考えたのだが、往復の時間がもったいないと自宅で続けた。

何とか終えるとすでに夜。Apple Watchのフィットネスを確認してみると、1088歩しか歩いていなかった。最低記録かもしれない。今週は運動不足だった。