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変化すること変化しないことの不安

20代の頃は30才くらいには結婚して35才には子供が二人くらいいるんだろうなー。と、ぼんやり思っていた。

幸せな家庭というものに対しての憧れがあったので人並みに結婚願望もあったし、それが自然なことだと思っていた。

だが時は経ち、私は現在独身だ。

結婚の予定も特にない。

類は友を呼ぶというのだろうか、親友や仲の良い友人も独身が多い。

若い頃のほうが自分に子供がいるイメージや、家族をつくる。というイメージを持てたが、現在は自分の子供がいる。ということがファンタジーの世界のことのように現実味を帯びていない。


決して結婚したくない訳ではない。

決して子供が欲しくない訳ではない。

ただ、

絶対結婚したい!

絶対子供がほしい!

という気持ちも持ち合わせていないのだ。

絶対結婚したい!絶対子供が欲しい!と思っていれば同じように思っている男性との出会いの母数を増やしてみれば良い。そうすると必然的に確率が上がる。

仕事第一でキャリアに生きるぜ!というバリバリのキャリアウーマンだったらこんなことも考えないのかもしれない。

どちらにも当てはまらない、熱い情熱を持ち合わせていない平凡な35歳の私は、35歳という枠組みの中で自分を見たときにどちらかを選ばなきゃいけないような気がして、どこにも行けないような感覚に陥る。(※ここで、BGMにGLAYの"ここではないどこかへ"を流したい)


根底にあるのは、生活や環境が変化することで今のままの自分ではいられなくなること。自由でいられなくなるのではないかという不安と、このまま変化なく時間だけが流れていって良いのだろうか。という不安(焦燥感)だ。

そこで私は、変化がないことに対しての不安。を減らしていくことを考えた。

このままで良いのだろうか。という考えが浮かぶときは大抵生活がマンネリしていて、新しいことに挑戦をしていないときである。成長している実感を感じられないときに、このままで良いのだろうかという不安や焦りが生まれる。

極論、変化することに対して感じる不安は、変化がないことに対する不安を解消すれば自動的に解消されるのではないだろうか。(一休さんのトンチみたいになってきた)

変化に対しての耐性を身に付けるのだ。

ひとつ行動を変えると、その他の行動や考え方に変化が生まれるはずだ。

行動を変えてアウトプットをしていくことが、変化の耐性を身に付けるトレーニングになると思っている。

平凡な35歳の独身女、どこにも行けないような感覚からどこにでもいけるような感覚になりたいのだ。

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