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原書で聴く、アガサ・クリスティのポワロ小説 

📕オーディオブック+Kindleで楽しむ!
アガサ・クリスティ小説を読んで一句:
🎋ポワロさん、時々セリフがフランス語✨

今月から、アガサ・クリスティーの小説をオーディオブックで聴き始めました。

クリスティの小説は、日本語で10冊以上(中学生の時にハマりました)、英語では3冊だけ読んだことがあり、大ファンです♫

今聴いているのは、ポワロさん活躍するこの作品。
📕“The Mysterious Affair at Styles”
https://amzn.asia/d/99QtIw5

私が中学生の時、隣の席の女の子がクリスティの創元推理文庫の全集を持っていて、彼女からたくさん借りて読みました。(週に1冊くらい読んでいた気がします)

今私が読んでいる『スタイルズ荘の怪事件』は、あらすじは全く覚えていませんが
タイトルとは覚えているので読んだはずです。

中学生の自分も楽しく読めたので、英語で読むのは行けるかな…?と思って読み始めましたが・・・

途中から英語が難しくなってきたので、無理をするのはやめて
Kindleで原書をダウンロードし、テキストも時々確認しています。

そこで今は
🔴家事をしながら、聴く
🔴英語が難しくなったら、Kindleで読む

…という新しい読み方(?)をしています。

この本で、私の学んだ表現を3つ紹介します。

1)dispensary
ずっと、この単語が出てきます。睡眠薬など薬を買う場所のようです。調べたら「薬局」の意味でした。

今までpharmacyしか知らなかったのですが、イギリス英語なのでしょうか?(辞書をいくつか引きましたが、特にイギリス英語という記述がなく…もう少し調査を続けたいと思います)

2)「ストリクニン」とは?
「最近、クリスティの小説を聴いていたら、ストリクニンって毒が頻繁に出てきて…それをコーヒーかココアに仕込まれた女主人が死んでしまって…」
「一体、何だろう…日本語でもストリクニンかな?🤔」

と、家で夫につぶやいたところ、
「それ、ストリキニーネじゃない?」
と夫が教えてくれました。

早速、Kindleのテキストで strychnineの綴りを確認できました。
日本の推理小説でも、頻繁に出てくる毒薬だと知って、自分の無知さにあきれながら、笑ってしまいました😮‍💨(反省)

先月も、Patricia Cornwellの検視官(スカーペッタ)の小説を耳で聴いていた時、「サイアナイド」という発音の猛毒が出てきました。

その時は、「どこかで聞いたことがあるな」と感じつつ、「多分、化学用語だろう」と適当に見当をつけ、意味も綴りも調べないまま読み終えてしまいましたが、
つい先日、全く別の英文(医大の英語入試)を授業で読んでいた時に
“cyanide”という単語が出てきて、「青酸カリ」の意味だと初めて知りました。

これからは、知らない言葉が出てきたら、忙しくても、小説の先が気になっても、ちゃんと辞書を引こうと、猛反省しています😮‍💨

3) Ne vous fashez pas.
ポワロさんはベルギー人なので、時々フランス語を話します。

以前、 クリスティの代表作である
“Murder on Orient Express”(オリエント急行の殺人)を読んだ時も、
彼が頻繁にフランス語を話すので、その度にグーグルに打ち込んで翻訳して解明しながら読みました。(フランス語の勉強になって、楽しかったです)

今月も洗濯物をほしながらスタイルズ荘の怪事件を聴いていた時、急にポワロさんが「ヌ・ヴ・ファシェ・パ!」と言ったので、

「あぁ、何か、フランス語で否定命令文らしい」
…くらいのことは分かりましたが、全く意味がわかりませんでした。

この時は、オーディオブックを止めてKindleで綴りを調べ、グーグルで調べた所、「怒らないで!」という意味だと判明。

この他、ポワロさんは、相棒のHastings氏に常に
“Mon ami”(我が友よ)とフランス語で話しかけています。

ちなみに、ポワロさんの映画『ベネチアの亡霊』が映画館で公開中だと、英語手帳の有子山博美先生のインスタで見かけました。

📕Romi先生(有子山博美先生)のインスタ
https://www.instagram.com/romyscafe/

洋画のエキスパートのRomi先生は、映画の名台詞をたくさん紹介してくださっています。

Romi先生の解説を読むと、どうやら映画でポワロさんは “mon ami”でなく、“my friend”と英語で友に話しかけているようです。

Romi先生、いつも素敵な記事をありがとうございます❤
そして、この写真に写っている手帳は、私が読書手帳に使っているRomi先生監修の英語手帳です😊

さて、私はアガサ・クリスティの『バグダッドの秘密』が一番好きです。
中学生の時に夢中で読みました。(授業中も読んでいました。)

原書の “They came to Bagdad”は、大人になってから、ハマりすぎて2回読みました。

皆さんの好きなクリスティの小説があれば、ぜひ教えてください♫

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