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スカイブルーに癒されて

 暑かった夏がはっきりと遠ざかっていると感じる土曜日の朝、この文章を書いている昨晩は真っ赤な満月でした。

 この夏は1年ぶりに故郷に里帰りが叶い、家族・友人達との愛しい時間を噛み締めるように味わってきました。

 今年の故郷の夏は、晴れの日が多く景色がとにかく美しかった。大好きな桜島も、くっきりはっきりと間近に迫る勢いで荘厳さを増して輝いていました。

 青い空。青い海。キラキラとマリンブルーが光り輝くプールの透明な水。限りなく広く澄み渡る青い空を見上げると、体や心の中に蓄積された疲れや淀みが、スーッと上空に吸い取られていくような感覚を覚えます。

 そしてまさしくそれは青色の持つ力!青、と見て聞いて多くの方が思い浮かべるイメージとして、「水や空の色」「 涼しげ・寒い」「安心・憂鬱」などがあります。

 「ブルーな気分」という表現には、「淋しい・落ち込む」というメッセージが込められているということは、全世界共通かもしれません。

 カーッと気持ちが興奮している人たちに、青色の部屋で過ごしてもらう事で症状が緩和されたという研究結果や、 カラーテストで青を選んだ方によくよく話を伺ってみると、「NO」と言えず一人で問題を抱え込んでいる時だった、というデータなどもあるんです。

 この夏の私は、真っ赤な石炭が轟々と燃えあがる釜をお腹に抱えて走る機関車のようでした。洗濯物を干している時など、ふとした時間の合間合間に、何度青空を見上げて胸いっぱいに深呼吸を繰り返したことでしょう。

「そういえば」と、里帰りの時に購入した洋服は青色がほとんどでした!

この夏、「赤」だった私は、だからこそ「爽やかな青に包まれて癒されたい!」と、いう思いがひときわ強く生まれていたのかもしれません。

 無意識の自分が選んでいた色をあらためて手に取ってみると、「ちゃーんと自分のことわかってるんだなぁ」ってしみじみと感じ、自分が愛おしくなってます。

☆あなたがあなたらしく 笑顔で過ごせますように☆

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今日の日めくりカレンダーの言葉
幸せは 感謝の心が 連れてくる
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