生理と尿漏れ

先日、NHKのあさイチで「尿漏れの悩み」について特集をしていました。

女性に多い悩みといわれますが、実は男性も気付かずになっているそうです。

尿漏れパッドも紹介されており、男性がこうした商品を購入するようになれば、女性が生理用品が高いという気持ちがもっと理解できるのではと思ったからです。

生理用品は色々あれど

最近はフェムテックといわれ、何かと注目を集めている生理用品。

私は、いわゆる使い捨てナプキンとタンポンしか使ったことがないのですが、ユニクロからも経血ショーツが発売されたそうで、気になっています。

2年前消費税が10%に増税された際、軽減税率の見送りで「うへぇ」となった人が多かったのは、かなり有名な話です。

本当に生理用品って高いですよ。

多くの人が言っていることですが、ナプキンだって、複数種類用意しなければならないし、専用のショーツも必要。

経血ショーツやカップ、布ナプキンは、先行投資さえすればボロボロにならない限り買い替えずに済むから、エコで節約になるという意見もありますが、最初にいくつか揃える必要があるので、やっぱりお金がないと厳しい。

同じことが、尿漏れグッズにもいえるのではないでしょうか?

性別に関係なくいつ起こるかわからない尿漏れ。もしかしたら、毎日使う可能性だってあるのです。

尿漏れの頻度や量に合わせて尿漏れパッドや失禁パンツが選べますが、これらを購入するのにもそれなりにお金がかかります。

生理とは違うけれど、自分の身にも関係してくるとなったら、女性の貧困も他人ごとではないはずです。

あなたはパートナーに尿漏れグッズを買ってきてと頼めますか?

2019年「#NoBagForMe」プロジェクトが登場した時、生理用品を買うのに袋をもらうのは断ろうというのは賛同できましたが、ひとつだけ違和感を感じることがありました。

それは男性でも買いやすい生理用品のパッケージということです。

確かに生理用品のパッケージデザインは似たり寄ったりで、決してオシャレではありません。女性的であるかというのは別で。

ただ、モノトーンにしたり、シンプルなユニセックスなデザインにした所で買いやすくなるとも思えないんですよね。

生理用品と同様に男性が買いにくい尿漏れグッズ。自分が当事者だとして、女性のパートナーや家族に「男性用の尿漏れグッズを買ってきて」と頼むことはできますか?

言ったとしても、断られることもあるかもしれません。

生理用品と尿漏れグッズって、似たような所があるような気がします。

体のお悩みからフェムテックを意識する

女性に体の悩みがあるように男性にだって悩みはあるはずです。

尿漏れのような誰もが起こりうる現象から、生理の悩みや経済的な問題を考えることはできるのではないでしょうか?

日本は自然災害が多い国で、台風や地震といった災害で避難所生活を送らなければならないということもあるかもしれません。

不自由な生活では、生理だけでなく尿トラブルだって起こる可能性があるのです。

これまで、尿漏れが起きなかった人も思いがけない症状が出ることもあります。

そういうことが想像できれば、性別関係なく体の悩みについても考えることができますよね。

最後に

結構大事なことだけれど、なんかまとまりが付かなくなってしまいました。

尾籠な話なので、食事中とかにこれを読んでしまった人にはゴメンナサイです。

この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方

サポートありがとうございます。いただいたサポートは、人生の楽園に行く時に使います。