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新しいことへのモチベーションが長続きしない人に足りないこと

以前、物事は勢いで始めない限り始まらないよってことをブログに書きました。

それに対して「いざ始めたとしても続かないのが問題だ」という指摘をいただいたので、今日はそれに対しての工夫をご紹介します。

新しいことを続ける秘訣

まずは結論から。何か新たに始めたとしてもなかなか続かないという人は、他人に協力してもらうことが足りていません。もっと他人に頼っても良いのではないでしょうか。

なぜ他人の協力があると続くのか?

スタート段階から他人に強力を依頼すると聞くと、他力本願じゃないか?とか無責任なんじゃないか?と思う人も少なくないかと思います。そこで他人に協力してもらうことで新しいことが続く理由を三つほどご紹介します。

①責任感が生まれる

自分一人で始めると、どうしても怠けてしまったり、途中で投げ出してしまったりしがちなもの。でも、ここに他人の目が加わるとどうなるでしょうか。

自分が誘って始めたのに、今投げ出すのは無責任だ・・・と自分の中で責任感が生まれてくるはずです。

②想像できない展開につながる

自分一人で行動をしていると、どうしてもその人の経験や知識に縛られてしまいます。異なるバックグラウンドをもつ他人が混ざることにより、一人で黙々と進めるよりもスケールの大きな展開が期待できます。

想像できないかもしれませんが、他人を巻き込むと必ず自分で考えるよりも多角的に物事を捉えることができます。

③モチベーション維持できる

一人でスタートを切るのは簡単ですが、そのモチベーションを維持するのが最大のハードルです。

そんな時に他人と一緒にやっていると、自分がちょっと凹んでいるという時でも、他のメンバーに励まされたり、刺激されたりとモチベーション維持につながります。

多くの人に支えられている僕ら

もう少しイメージを膨らませていただくために、僕の事例を紹介します。いつもこのブログで紹介しているのですが、弊社で運営する「おとなの新路相談室」がまさに他人を巻き込んで運営している典型的なケースです。

初めてまだ1年も経っていないサービスですが、すでに150人くらいの関係者に支えられて運営しています。

各分野で活躍する仕事人にオンラインでキャリア相談ができるサービスなのですが、立ち上げ当初はほぼ僕が直接お願いして、相談員(相談に乗る人)として登録してもらいました。

日本ではまだまだ馴染みの薄い相談文化。爆発的な成長にはまだまだ至っていませんが、それでも僕が声かけて協力してもらっているので気軽に投げ出すことはできません。責任感から改善を繰り返す方向に僕の意識が向いていいます。

また、上記の相談員として登録してくださった知人たちの提案で、定期的にオンラインイベントも開催しています。(今回は終了しています。次回は10月半ば以降かな)

僕一人でやっていたら相談員の募集をかけることや仕組みの改善に手一杯。イベントの開催などには目が向かなかったのですが、彼らのおかげで隔月程度でイベントを開催できています。

驚くべきは運営は有志のメンバーがボランティアで手伝ってくれていること。その動機はイベント運営が面白いから。僕の中でイベント運営が楽しいという感覚がなかったので、まさに驚きの展開でした。

また、上記の有志のメンバーとは定期的にミーティングを設けています。特に僕が行き詰まった時など、SNS(Facebookグループ)でヘルプを求めています。

すると、それぞれの視点からアドバイス・意見をくれる。それによって僕がどれだけ励まされていることでしょうか。

自分で完結させずに、誰かと一緒に

新しいことを始めても続かないという人は、一人で抱え込まずに他人を巻き込むことがオススメです。その理由は三つです。

①自分の中で事業を続ける責任感が生まれる。
②想像できない展開に発展する可能性がある。
③事業を続けるモチベーションを維持できる。

とても当たり前のようなことばかりですが、案外多くの人が自分だけで事業を固めてから他人を巻き込もうと考えがち。

一人で頭を悩ませているうちに、事業に対するモチベーションが低下したり、始めるべきタイミングを失してしまったりということが起きてしまいます。

だからこそ、自分で全てを受け止めずに、誰かと一緒に考える。そんなことを意識しても良いのではないでしょうか。


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