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ライフワークとライスワーク

仕事に「自己実現」や「やりがい」を求めるのであれば、ライフワークとライスワークを意識して仕事を選ぶのがおすすめです。

突然ライフワーク・ライスワークと言ってもなんぞやと思う方も多いかと思いますので、下記に簡単な説明をつけておきます。

・ライスワーク(Rice-Work)
ライスワーク=ご飯を食べるための活動
・ライフワーク(Life-Work)
ライフワーク=夢や自分の好きなことを追い求める活動

要するに、一つの仕事に「稼ぎ」と「やりがい」を同時に求めるのではなく、それぞれを分けて別の方法で実現しましょうという考え方です。

一時期はライフもライスも一つの仕事に集約しようという動きに押されて、なりを潜めていましたが、ここ最近改めて注目が集まっています。

なぜ今ライフ/ライスワークを分けるのか?

なぜ今再びライフ・ライスワークという考え方がオススメなのかというと、簡単に下記の理由があります。

① 経済環境が不安定だから

仕事に「稼ぎ」だけじゃなく「やりがい」を求めようという流れは、2000年前半くらいから生まれ、現在も継続中です。現在に至るまでも、リーマンショック、東日本大震災、そして現在のコロナ流行と大きく経済が下振れする事件が起こりました。

「やりがい」「稼ぎ」の両立に向けて、覚悟を持って飛び込んだものの経済の停滞によって「やりがい」はあるものの「稼ぎ」がなくなってしまったというケースを多く目にしてきました。

② 「やりがい」「稼ぎ」融合は難しいから

「やりがい」「稼ぎ」を同時に実現するのはとても難しいことが多いです。というのも、僕なりあなたが「やりがい」を感じる仕事は他の人にとっても魅力的な仕事であることがほとんどです。

多くの人が挑戦したい分野であるため、どうしても競合が多くなります。その中で「稼ぎ」を実現するのはなかなか険しい道のりであることが多いのが実情です。

③ 副業で「ライフ・ライスワーク」の区別が簡単になったから

2018年は「副業元年」と言われるように、副業の実現が比較的簡単にできるようになりました。これまでは副業という選択肢がなく、一つの仕事の中で「やりがい」「稼ぎ」を実現する必要がありましたが、副業によってライフワーク、本職でライスワークという風に区別して働くことが可能になりました。

僕の身の回りで起きた実際の話

実際に僕がみてきた人の例を紹介してみましょう。

経済環境に振り回されたA

とある友人は2013年に出身地に戻って地域の伝統文化を体験するサービスを立ち上げました。地域創生&体験ブームと相まって、海外からのインバウンドのお客さんが増え一時は月間500名ほどが参加していました。

知人と二人で運営する小さな会社だったため、資金繰りはそれなりに回っていました。いざ社員を増やして事業規模を伸ばそうとしていた最中、世界中でコロナショックが起こります。

それまで月間500名いた利用者はわずか4名へ。売上でいうと、99%の減少だったとのこと。

最近どうしているのかなぁと思ったところに、先日SNS上で前職の会社に復職しましたというコメントを見かけました。

「やりがい」を追求したB

別の知人Bは文章を書く趣味を仕事にして、旅行ライターとして地方を巡りながら地域の情報をローカルメディアに出稿するという仕事をしていました。しかしライターの仕事は競合だらけ。記事一つ書いて数千円しか手に入らないということも多かったとか。

何社とも契約をし、1日に3本、4本と記事を書き続ける生活を続けるうちに、いつしか書くことが嫌になってしまったとか。

結局地域で出会った中小企業の社長に気に入られ、その会社で広報の仕事をしつつ、HPなどの文章作成を続ける仕事に今は落ち着いています。

副業で「ライフワーク」を実現したC

そんな中で一番うまくやっているのは、会社員で収入を確保しつつも、副業としてバーテンダーをやっているCでした。

会社員仲間とバーテンダーが日替わりで変わるバーを副業で立ち上げます。いわゆる経験豊富なバーテンダーとは一線を画し、ビジネスや学びを目的としたバーとして価値をお酒ではなく会話においたのがポイントでした。

コロナの影響でお客さんは激減したものの、会社員としての収入で生活は十分成り立つため、気長にコロナが終結するのをまっていられるとか。また会話がお店の価値であるため、オンラインのバーを開設し、その売り上げも少なからず伸びているのだと言います。

ライフワークとライスワークを別に考えよう

繰り返しになりますが、もし仕事で「やりがい」「稼ぎ」を実現したいのであれば、ライフワークとライスワークを別に考えるのがおすすめです。

二つを別に考えることができれば、どんな経済状況に陥ったとしてもライスワークで生活に困窮することはありません。

また、仮に競合の多い仕事をライフワークと置いた場合、どうしても苦戦が予想されます。そんな状況でたとえなかなか芽が出なくても気長に続けることができるのです。

しかも今の環境下では副業が認められるケースが増えているので、本業をライスワークに、副業をライフワークとして推し進めていけば良いのだと思うのです。

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