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電車の「緊急」ボタン

あまり知られていないが、新しい型の電車には、運転台に「緊急」という素晴らしく便利なボタンがある。

押すと、非常制動(ハンドル位置にかかわらず)、汽笛吹鳴、パンタグラフ降下、列車防護無線発報、車上信号煙管点火という一連の作業が同時に行われる。

列車防護無線というのは、発報すると概ね周囲1kmの列車が直ちに停車する。電車が急停車して、「危険を知らせる信号を受信したため停止しております。現在詳細を確認中です」等と車掌が放送したのを聞いたことがある人がいるかもしれないが、これのことである。

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「遺失物事務所歳時記」「児童養護施設のドタバタ日記」ほか、生活の中で面白いと思った事を共有します。詳しくはプロフィール記事をご覧ください。

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