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ブランド人になれ!

本日はプロサラリーンこと田端信太郎さんの著書「ブランド人になれ!」を読んで、学びになった部分をご紹介します。
私の個人的主観なので予めご了承ください。
では早速本題に入ります。

⬛︎汗水に価値はない
汗水を流して客をがっかりさせるようなまずいラーメンしか作れないラーメン店のオヤジは「仕事をしている」とは言えない。
ブランド人としてあるべき姿は「お客様に喜びを与えること」「他人の役に立つこと」
汗水だとか、つらいだとか、苦しいだとか、それ自体に一切価値はない。
改めて、自分の仕事とお客様との関係を俯瞰して見てみると良い。

⬛︎ドSのスペシャリストであれ
Sはサービス、スペシャリストのS
君のドSプレイでどれだけの人を笑顔に出来るか本気で考えてみろ。ドSが世界を救う。
まずはこの意識改革から始まるのだ。
「どうすれば人が喜んでくれるのだろう?」と知恵を巡らせ、相手の立場に立って想像力を働かせれば、喜びのリターンに応じて仕事の価値は上がっていく。
カネを稼ぐという自分本位の目的など捨て、「他人の幸せ」を考えなければならないのだ。
それができた時にカネは後から勝手についてくる。

⬛︎給料の値段はオマエが決めろ
そもそも初任給の値段を勝手に決められて黙っている筋合いはない。
カネの話をすることは、下品なことでもなく当たり前のことだ。
ブランド人を目指すのであれば「自分の売り値」は自分で決めろ

⬛︎とにかく量をこなせ!話はそれからだ
至極当たり前だが、他人が喜んでカネを払ってくれるレベルになるまでには、圧倒的な量をやりきる時期が必要だ。
質を追求せず、まずは圧倒的な量をこなせ。
量が質を作るのだ。

ろくに汗も流さずにおいしい仕事だけ捕ろうなんていう虫の良い話は、世間のどこにも転がっていない。

⬛︎名乗りをあげろ!
ブランド人への道は「名乗り」をあげるところから始まる。
ハッタリでも勢いでもいいから、誰よりも先に名乗りをあげてしまおう。
チャンスがあれば、速攻で「我こそは!」と手を挙げる勇気こそ大切な心構えだ。
虚像でま何でもいいから自分をステージにあげれば、必然的に辻褄を合わせられる。
嘘が実を作るのだ。

⬛︎「何を知っているか」より「誰に知られているか」
現代では、君がどれほどのノウハウを身につけているかは、大して意味をなさない。
大切なのは、その能力を「誰に知られているか」なのだ。
上司に褒められるために協調しても意味がない。
特別なあの人の目に留まれる努力をしろ。

⬛︎結婚、子育てによって理不尽を学べ
ビジネスの世界は頑張った分だけ成果が出るが、家族との付き合いにおいては、いくら頑張っても成果が出ないどころか裏目に出ることもある。
「人生は思うほど単純ではない」「人の感情はコンピュータでプログラミング出来るほど単純ではない」と肌身で実感する過程に成長がある。
人間の複雑性を理解してこそ、世の中に存在しなかった斬新な商品やサービスを生み出せるのだ。
家族と向き合い理不尽を学べ、理不尽を楽しめ。
※家族は理不尽以上の喜びがあることも忘れずに。

⬛︎現地、現物、現場を体感せよ
本質的に必要な情報リテラシーとは、自分に直接関係し、人生に影響するような判断を正しく行うために必要なメディアに接する態度や技術のことを言う。

⬛︎狂え
自分が没頭していることに人々が熱狂する。
一心不乱にひた走る。
利害損得ではなく偏愛にまみれ、前のめりの姿勢で仕事をすることこそが無限の価値となる。

いかがでしたでしょうか?
田端さんらしいハッキリとした語彙力から説得力を感じますね。
現代において「ブランド人」の心構えはどうあるべきか、そしてどう行動するべきか、分かりやすい例えと共に熱量を感じる一冊でもあります。
何かやろうと思っているけど、後一歩踏み出せない人にとっては、背中を押してくれる一冊となるのではないでしょうか?

今回もこちらの本はしるし本としてお譲り致します。
※折り目やマーカーが引いてありますので、予めご了承ください。


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