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ゼロ

今回は堀江貴文さんの著書「ゼロ」を読んで、学びになったことをご共有します。発売当初(2013年頃)に購入して何度か読んでいる本ですが、今でも学びが多く転用できる内容になっております。
では早速本題に入ります。

⬛︎「働くこと」を考え直す
世の中は「掛け算の答え」を求めている。成功へのショートカットを求めて、どうすればラクをしながら成功できるかを考えている。
何者でもないゼロの自分に何を掛けてもゼロのまま。物事の出発点は「掛け算」ではなく、「足し算」でなければならない。まずは、ゼロとしての自分に小さな1を足していくことが重要。小さく地道な一歩。「ゼロからイチ」それが、「はたらく」ことの始まりである。それが、「はたらく」ことの始まりである。80の力しかないのに100の仕事を引き受け、それを全力で乗り越える。すると次には120の仕事を依頼してもらえるようになる。
ハッタリをかますこと、背伸びをすることは、決して悪いことではない。他者からの信用を獲得していくためには、絶対にのりこえなければならないハードルである。
人生にマイナスなんて存在しない。失敗しても、たとえ全てを失っても、再びゼロというスタートラインに戻るだけ。失敗して失うものなんてたかが知れている。なにより危険なのは、失うことを怖れるあまり一歩も前に踏み出せなくなることだ。

⬛︎何のために働くのか
人生のなかで、仕事はもっとも多くの時間を投じるもののひとつ。ここを我慢の時間にしてしまうのは、どう考えても間違っている。
お金を「もらう」だけの仕事を、お金を「稼ぐ」仕事に変えてゆこう。
儲けるためにはたらくのではなく、お金から自由になるために働こう。
仕事に対する意識を変え、働き方が変われば、自然とお金から自由になれる。
自らの人生を充実させるために働くだ。

⬛︎どんな仕事にも「やりがい」はある
やりがいとは「見つける」ものではなく、自らの手で「つくる」もの。
仕事が好きだから営業に没頭するのではなく、営業に没頭したから仕事が好きになっていたという順番。
没頭さえしてしまえばいつの間にか好きになっている。没頭するためには、「遠くを見ないこと」に尽きる。
余力を残す必要なんかないから、「今日という1日」を、あるいは「目の前にある1時間」を100メートル走のつもりで全力疾走しよう。

⬛︎やりたいことがないのは嘘
大小問わず人は誰にだって願望はある。
問題なのは「出来っこない」と決めつけて、自分の可能性にフタをしてしまうこと。逆に「できっこない」という心のフタさえ外してしまえば、「やりたいこと」なんて湯水のようにあふれ出てくる。
「出来ない理由」から先に考えると、ネガティブな思考が癖づいてしまう。
突き抜けられる人と、そうでない人の違いは、「できない理由」から考えるか「できる理由」から考えるのか、それだけ。

⬛︎挑戦を支える「ノリのよさ」
例えば、あるイベントで積極的に話をしようとするのか、会場の片隅で傍観者になるのか、いずれも些細なことだ。しかし、あらゆる人の一生とは、こうした小さな選択の積み重ねによって決まってくる。
チャンスとは誰にでも平等に流れてくる。
目の前に現れるチャンスに躊躇なく飛びつくことができるかが重要である。
このチャンスに飛びつく力こそが「ノリのよさ」だ。
チャンスの見極め方なんて必要ない。少しでもおもしろいと思ったら飛び込む。シンプルに考えればいい。

⬛︎通帳ではなく自分に貯信する。
本当に困ったとき、失敗してゼロに戻ったとに、あなたを救ってくれるのはお金ではなく「信用」だ。
100人の人間と知り合って、100人すべてから信用されることはない。あなたの努力や人間性に関わらず、あなたを嫌う人は一定数いる。あなたの理解者となってくれるのは100人中10人程度かもしれない。でも、それでいいのだ。もしも100人中10人が理解してくへるのなら、1000人に会えば100人理解してくれるということ。万人から愛されようと自分の信念を曲げるのではなく、単純に分母を増やせば良い。
信用の「ゼロからイチ」は、まずは自分で自分を信じることからはじまる

⬛︎積み重ねたゼロの先に見えてくるもの。
知識やテクニックを覚えるのは、イチを積み重ねたあとの話。
掛け算を覚える前に、足し算を覚えよう。他者の力を借りる前に、自分の地力を底上げしよう。
同じ3を掛けるにしても、2×3より5×3の方が大きいように、自分が2なのか5なのか10なのかによって、結果は何倍にも変わる。
ゼロからイチへ、そして5や10へ自分をもっと積み重ねていこう。

⬛︎やりたいことは全部やれ
人は「ここでいいや」と満足してしまった瞬間、思考停止に突入してしまう。
人生のどの段階においても「今」が一番楽しく、充実している自分であるために、やりたいことは全部やれ!

⬛︎苦しいからこそシンプルに考える。
「悩む」と「考える」には決定的な違いがある。
「悩む」とは、物事を複雑にしていく行為だ。人は悩もうと思えばいからでも悩むことができる。
一方「考える」とは、物事をシンプルていく行為である。
人生を前に進めていくためには、迷いを断ち切り、シンプルな決断を下していく必要がある。決断できなければ、いつまでもその場所に留まり、「このまま」の人生を送るしかない。
そして、孤独と向き合う強さを持とう。
決断とは「なにかを選び、ほかの何かを捨てる」ことなのだから。

⬛︎成功のサイクル
成功したければ挑戦すること、挑戦して、全力で走り抜けること。自分の一歩を踏み出そう。

⬛︎有限の時間をどう生きるのか
時間とは「命そのもの」
自分の時間」を生きるのか、それとも「他人の時間」を生かされるのか、を常に意識化しておく必要がある。
人生には「今」しか存在しない。
過去を振り返っても事態は変わらずら未来に怯えても先へは進めない。

⬛︎絶望してるヒマなどない
「他者を信じること」とは、「裏切られるリスク」引き受けることでもある。それで裏切られたからといって不平不満を述べるのは筋が違う。
信じるか信じないかの二者択一なら信じたほうが楽しいし、前向きに生きていける。人の気持ちなんてわからないものなのだ。
わからないからこそ信じる

⬛︎自由
自由とは、心の問題なのだ。
責任が発生しないうちは、本当の意味で自由は得られない。
自由と責任は必ずセットになっている。
責任を自分で背負うからこそ自由でいられる。

さぁゼロからイチの一歩を踏み出そう。

いかがでしたでしょうか?
マインドセットにとても良い1冊となっており、今現在いろいろと悩まれてる方には、背中を押してくれる内容になっているのではないでしょうか。
僕自身、背筋を伸ばすことの出来る良い機会となりました。
改めて、やりたいことは全部やります。

今回もこちらの本はしるし本としてお譲り致します。
※折り目やマーカーが引いてありますので、予めご了承ください。


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