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なれのはて

Q:このページのフォトは何でしょう?

A:鉄筋コンクリートを砕いたものです。

砕く1時間前には『井戸のフタ』だった。
30年近く前に大工だった義父(故人)が
室内にある井戸にかぶせた
直径83センチの鉄筋コンクリートの分厚い円盤。

めっちゃ重くて動かすのも大変で
「もし、停電やポンプの破損で断水になった時は
バールでこじあけるしかない」みたいな絶望感を
感じさせる存在感だった。
(うちはALL井戸水で生活している。
上水道の断水には影響をうけないが
停電したら給水ポンプが動かず即断水となる)

それが、経年劣化でヒビが入り崩壊しかけていた。
気が付いた時には、小さなパーツが井戸に落ちかけていた。
(急いで手をつっこんだら怪我したわw)

【長くなりそうだったので、ここで一度下書き保存した】

ここからは“割と”簡潔に書く

新しく井戸ふたを作らねばならない
ツレが「そんなこと無理だ」とのたまう
ツレの協力を早々に諦める
ネットで「鉄製の井戸ふた」を発見
近場で「鉄製の井戸ふた」を作ってくれる鉄工所を探し打診
(鉄工所探しもかなり頑張った)
井戸のサイズを計測し図面起こして鉄工所に持ち込み注文
数日後、完成品を鉄工所に取りに行った

井戸ふたの上に給水ポンプが配置されているため水道屋さんに依頼
(井戸から組み上げる給水パイプ、配水パイプの調整が必要だったので)
水道屋さんが多忙につき2週間近く待つ
水道屋さんが来てくれて井戸ふた交換&給水ポンプ調整終了
庭に出されたコンクリート蓋を、水道屋さんが片鎚で砕いてくれた

コンクリートの井戸ふた崩壊発見からちょうど一ヶ月過ぎた3月15日のこと。

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