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瀬戸内の島に住んでいるアラカン女子。 2022年からツレうつ。 2024年から自宅の古…

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瀬戸内の島に住んでいるアラカン女子。 2022年からツレうつ。 2024年から自宅の古民家(96年前にどっかから移築された米蔵が母体)がガンガン壊れ始め、ひとりでDIYスタート。 151センチの非力など素人がどこまでやれるのか?「やれるのか?じゃない、やるんだよ!」

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    ソレは突然やってきた。どうなっていくかは神のみそ汁。

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おまもりことば②

「あなたは“書ける人”だ。これからも書いていけばいい。」 20年前、ある出来事がきっかけで私は自分が文章を書くことは罪だと思うようになっていた。こんなことが起こってしまうなら、もう自分の思いを文字で表現することはやめるべきなのかも知れない、と思っていた。 そんなとき、私が「この世界に、こんなに思慮深く、本当の意味で優しい人がいるんだ」と心から驚き、その人間性に惚れ込み、ネット上で何度も何度も文章を読み返した人からもらった言葉。 その人の言葉を握りしめて、私は今も書いてい

    • 神さまからのギフト(たぶん)

      今年もやってきた。 自分ではどうにもならないイヤな気持ち。 なんかどうしようもなくしんどくて 読む人なんかいないのにこうやって 文字をつむいで。 何やってんだ、自分。 消えたくなる。 だから、外に出て深呼吸する。 空の色をみる。 桜をみる。 鳥の声を聞く。 植物に触れる。 世界は美しいと信じたい。 正直、 私の人生など 生まれてこの方 そんなにたいしたこともなく 大人になってからも 結婚してからも 子どもが生まれてからも 山の中に引っ越してからも 大きく変わっていな

      • なれのはて

        Q:このページのフォトは何でしょう? A:鉄筋コンクリートを砕いたものです。 砕く1時間前には『井戸のフタ』だった。 30年近く前に大工だった義父(故人)が 室内にある井戸にかぶせた 直径83センチの鉄筋コンクリートの分厚い円盤。 めっちゃ重くて動かすのも大変で 「もし、停電やポンプの破損で断水になった時は バールでこじあけるしかない」みたいな絶望感を 感じさせる存在感だった。 (うちはALL井戸水で生活している。 上水道の断水には影響をうけないが 停電したら給水ポンプ

        • 今年もやってきましたね

          2024年最初の投稿。 (と思ったら1月に1回つぶやいてたw) 一昨年にやってきた夫のうつ。 昨年もやってきた夫のうつ。 今年は1月にたくさん賑やかな行事があり 夫もそれなりに楽しそうだったけど。 梅が咲いて。 ああ、また今年もやってきましたね。 こんにちは、夫のうつ。

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        おまもりことば②

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          「いい文章は短い文章」高校時代の古文の先生の言葉。最近本当に思う。自称『文字喰い』の私だが、どんなに良いことが書いてあっても、感動する文章でも、その量が多いと「うぇっぷ」となる。集中力が続かなくなったせいかも知れないが。

          「いい文章は短い文章」高校時代の古文の先生の言葉。最近本当に思う。自称『文字喰い』の私だが、どんなに良いことが書いてあっても、感動する文章でも、その量が多いと「うぇっぷ」となる。集中力が続かなくなったせいかも知れないが。

          2023年の振り返り

          Photoと本文は全く関係ございません。 私が好きなイラストを少し巨大化させたら なんとなく虚ろな雰囲気になった。 (めいっぱい巨大化させたら ホラーになったので却下) この表情、嫌いじゃない。 いや、そんなことより 今年の振り返り。 ざざっと。 1月 ツレうつ(再燃) 5月 娘が切迫早産で急遽里帰り 6月 母が高熱で救急搬送され3日後危篤 7月 娘が出産(予定日のひと月前) 8月 東京生活 9月 母が特別養護老人ホームへお引越し 私自身は 4月に数年ぶりに

          2023年の振り返り

          そうだったよ、天中殺だったw

          2023年、いろいろあった。 (まだ終わってないけど) ツレうつ再燃 娘の切迫早産 母危篤 その時々を あまり考えもせず (考える余裕もなかったけど) ある意味、生き生きしながら走ってきた。 娘は無事出産し東京に戻り 週に何回か 孫のオモシロ動画を送ってくれる。 母は奇跡の復活&特養に入所。 面会に行くと 「もう少しここで頑張るわ」と 笑ってくれる。 実に平穏な日々。 そしてどこか不安定な日々。 そんな中、友人の訃報が入ってきた。 病気だと知っていたから そんなに

          そうだったよ、天中殺だったw

          『坊主憎くても、袈裟は憎くない』

          我が家にはわけあって とあるお寺の方の袈裟がある。 私は僧侶ではないので その袈裟を身につけることはないが その方がこの世界からいなくなった後も 手離すことができず、和ダンスに入れたまま。 ごくたまに、その存在を思い出して 取り出してみる。 袈裟をみるといつも思う言葉は 『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』 (あるものを憎むとそれに関連する全てのものが 憎くなってくるということ/ウィキペディアより) それはよくわかる。 嫌いになった相手と直接関連するもの それを思い出すような

          『坊主憎くても、袈裟は憎くない』

          おまもりことば④

          喪失することの もっとも良い点は もう二度と それらを失わずにすむ ことです

          おまもりことば④

          2年前に発症してから真面目に通院してるのに、夫のうつは治らない(再燃繰り返すし)。今日も病院だったけど、5分診療に全然変わらない薬の内容。「主治医、ちゃんと考えてくれてるのかな」と不安になった。でも、思うのだ。夫はうつに助けられている、うつが彼を過労死から守ってくれている、と。

          2年前に発症してから真面目に通院してるのに、夫のうつは治らない(再燃繰り返すし)。今日も病院だったけど、5分診療に全然変わらない薬の内容。「主治医、ちゃんと考えてくれてるのかな」と不安になった。でも、思うのだ。夫はうつに助けられている、うつが彼を過労死から守ってくれている、と。

          おまもりことば③

          2022年1月に夫がうつを発症した時は 毎日わけわからなくて大変だったけど (夫が暴れて救急車呼んだりもした…) それ以上に 2023年1月にうつが再燃したときが辛かった。 「これだけ頑張っても治らないのか…」 「一生このままなのかよ」 っていう暗くて重たい気持ち。 自己生成の不安にやられてたなぁ。 その時に手帳に大きく書いた。 『わからない明日を わかったフリをしない』 今でも不安に陥ったら、自分に言い聞かせる。 『わからない明日を わかったフリをしない』

          おまもりことば③

          昔の私に会いに行った

          この夏、ほんのひと時、東京にいた。 激暑の中、迷子になりながら、国立国会図書館へ行った。 受付を通過するまで1時間待った(初めて利用する人が多かったから)。 そうまでして読みたかったのは、 大昔にビョーニンの私が医療関係者の学会で話した時の記録。 26年前だけど、自分の話は今と変わってなかった。 ただあの頃は、がむしゃらで無駄に熱かった。 「若かったねぇ、自分」とひとり笑った。

          昔の私に会いに行った

          母が施設(特養)に入所する日が近づいてきている。救急搬送された大病院から地域の病院に転院、そして施設へ。もう自宅へ戻ることはないのかも知れない。

          母が施設(特養)に入所する日が近づいてきている。救急搬送された大病院から地域の病院に転院、そして施設へ。もう自宅へ戻ることはないのかも知れない。

          戻れなくていいじゃない、人間だもの

          この夏はいろいろあった。 あり過ぎた。 神さまは「これでもか!」 というくらい 私にさまざまなことを 与えてくださった。 母の入院。危篤。復活。転院。 娘の里帰り出産。 母のことが落ち着き 8月の終わりに 娘が今住んでいる場所へ 赤ん坊とともに移動。 そこは東京。 一人で外出すると必ず迷った。 池袋駅で迷い 新宿駅で迷い 地下鉄で迷い その度に人に聞いた。 9月初めに島に戻った。 まだまだ落ち着かない。 元に戻れない。 というか 元に戻れなくていいや と思っている

          戻れなくていいじゃない、人間だもの

          『Made in heaven』

          『Made in heaven』 天の配剤 神さまが丁度よく作られたもの 神さまは 【私が望むもの】ではなく 【私に必要なもの】を与えてくださる そう信じていたい

          『Made in heaven』

          自分が読みたいことを、ただ書いている

          先月からずっと調子がよろしくない。 あれだけ感受性の豊かだった私が(自分で言う) 生きていることに感謝もできず 日々の小さなことにも全く喜べず 推しへのときめきも消滅し 一日の大半、わけもわからず ビイビイ泣く苦しい毎日。 30年前、産後うつに罹患し ほぼ廃人と化していた自分を 思い出してしまい 「あんな状態になるのはもう嫌だ」と 友人の勧める精神科のドアをたたいた。 幸い(?)今のところ薬は不要とされ 週1回のカウンセリングに通っているが 毎回行われるうつ診断テストの結

          自分が読みたいことを、ただ書いている