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凡人が天才に近づくためのスマートノートの使い方、実感している効果

私が大切にしている習慣の一つは、毎日夜に振り返り、紙のノートに書くことです。

今回はノートの使い方、効果についてご紹介します。

凡人を天才にする 「スマートノート」 

毎日ノートに書くきっかけになったのは、あなたを天才にするスマートノート という本を読んだことです。

ノートの使い方

私の使い方は、著者の岡田氏のスマートノートの方法と全く同じではありませんが、ノートの使い方の原型はスマートノートです。

毎日続けながら少しずつ変わってきました。

具体的な紙のノートの使い方
・一日に一つテーマを決め、夜の寝る前に20~30分程度で、テーマについて思ったことをノートに書いていく
・書く量は大学ノートで見開き2ページ分
・書くネタがどうしても思いつかない時、深夜に帰宅した日を除けば毎日書いている (書けない日は月に2, 3日程度) 
書くテーマ
・仕事のこと、読んだ本のまとめ、仕事以外の活動やプライベートから自由に
・自分の頭の中でまだ整理できていないこと、もう少し構造化したいと思うもの
・ノートに書けば新しい気づきが得られそうだと期待できるもの
紙ノートに書く時に気をつけていること
・書き方のルールや決まりはつくらない。テーマについて頭に思い浮かんだことを、まずはひたすら紙に書いていく
・意識しているのは 「問い」 。問いによって考えを整理するようにしている
・具体的には、Why, What, How をよく使う。ある程度書け、頭の中を出し切ったと思ったら、So what (要するにどういうことか) からまとめる。なるべく一言で言語化できるようにする

夜にノートに書いたことで、他の人にも伝えたいと思うこと、伝えられるくらいに整理できた内容は、note に書きます。

翌日の朝に公開する文章の下書きを書きます。下書きはパソコンでメモアプリに書きます。

ノートの価値と効果 (5つ) 

ノートに書くことを毎日続けていると、その効果を実感できます。

ノートの価値と効果
・整理する力が強化される
・まとめる力がつく
・新しい気づきが得られる
・自分のことが理解できる
・悩むことが少なくなる

以下、それぞれについてご説明します。

[効果 1] 整理する力が強化される

ノートに書く内容は、その時点でまだ自分の頭の中で整理されていないことです。

20~30分、集中して一つのテーマに対して考えながら書くと、書き終わった後は頭の中が構造化され整理できます。時には自分の期待していた以上に、頭がすっきりすることがあります。

[効果 2] まとめる力がつく

ノートには最初は、思ったことをひたすら文字や図で書いていきます。しばらく書き続け、ふと書く手が止まりそうになったら、「要するにどういうことか」 や 「まとめると何が言えるか」 を考えます。

適度に 「so what?」 を入れる、最後に書いた内容を3つにまとめるので、自分の思ったことや考えをまとめる力がつきます。

まとめようとする意識や力は、ノートだけにとどまらず、普段からもできるようになります。特に仕事では、ディスカッションや会議で、資料やデータを読み込んでいる時に役に立ちます。

[効果 3] 新しい気づきが得られる

ノートに書いていると、新しい気づき、発想やアイデアを思いつくことがあります。

以前に考えた別のことと結びつき、点と点がつながります。この瞬間は、自分の予想外にランダムに発生します。自分にとっては、予期せぬご褒美のようなものです。

この楽しさは、ノートを書く醍醐味の一つです。

気づきは、紙に手書きをしている時のほうが、パソコンやスマホのデジタル端末に入力している時よりも、頻度は多く起こります。

[効果 4] 自分のことが理解できる

新しい気づきに似ていることで、紙のノートを書くプロセスから自分の新しい一面を発見できます。

自分の判断や振る舞いから、なぜそう考えたのか、なぜそのような行動をしたのかを書いていると、無意識下にあった自分の意思決定や行動の奥にあった気持ち (自分のインサイト) を意識でき、言語化できます。

自分自身を客観視できるので、理解が深まります。

[効果 5] 悩むことが少なくなる

紙に書くことの効果に、悩みが少なくなることがあります。

考えていると思っても実は悩んでいるだけの状態から、ノートに書くと、次に考えること・やることがわかるようになります。頭の中で考えていてもすぐに結論が出ないことも、書いていると方向性が見えてきます。

悩んだり、頭の中で堂々巡りがなくなることは、時間を有意義に使う意味においても、紙のノートの効用です。

最後に

今回はスマートノートという紙のノートの使い方と効果をご紹介しました。

紙のノートにペンで手書きをすることは、必ずしも効率ではありません。

しかし、紙のノートに書く習慣によって、今の自分があります。特に仕事での知識やノウハウの整理と強化に役に立っています。これからも続けたい大切な習慣です。


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