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漫画 「ブルーピリオド」 がおもしろい!

ブルーピリオド という漫画がおもしろく、一気に読んだのでご紹介です。

ストーリー

漫画のストーリーは、東京藝術大学という美大合格を目指す高校生の物語です (スポ根受験漫画) 。

内容紹介に書かれているのは、

ブルーピリオドのストーリー

成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎 (やぐち やとら) は、ある日、一枚の絵に心奪われる。

その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。

自分は何がおもしろいと感じたかと言うと、絵という美術作品をつくることの奥深さです。読み進めるうちに、自分の知らない芸術の世界に入れる感覚を持てます。

一言で絵画といっても、様々な種類があること、技法も色々とあります。

何より、絵を描く人の思い、着眼点や発想、こだわりから、絵を描く対象をどう切り取って自分の作品にしていくかの1つ1つの物語に魅了されます。

おもしろさの深掘り (3つ) 

もう少し、自分が ブルーピリオド をおもしろいと思ったことを深掘りします。

整理すると、次の3つで興味深かったです。

ブルーピリオドがおもしろいと思ったこと
・絵を描くという 「0 → 1」
・正解のない世界で、自分は何のために、何を描くか
・描き手の情熱

[おもしろい 1] 絵を描くという 「0 → 1」 

読みながら思ったのは、絵を描くとは、ゼロからイチです。

自分の手で何かを生み出す、この世に形として残します。

ゼロをイチにする難しさや生みの苦しみ、そして楽しさを漫画のストーリーを通して感じました。ビジネスでも同じで、ゼロからイチにする難しさと楽しさの同居への共感が、おもしろく読めた理由の1つです。

[おもしろい 2] 正解のない世界で、自分は何のために、何を描くか

美術作品には唯一の正解はありません。描く対象物が同じでも、10人の芸術家がいれば、10通りの絵ができます。

正解のない世界で問われるのは、自分は何のために絵を描くのか、何を選んで、どういうテーマや切り口で描くかです。自分の価値観や生き様が出ます。

自己表現とは何かを考えさせられました。

[おもしろい 3] 描き手の情熱

絵を描くことの根源にあるのは、描き手の情熱です。

自分が感じたこと、思ったこと、考えたことが合わさった思いです。自分が心から描きたいという気持ちが、絵に込められます。作品を見る者は、描き手の情熱の結果に心が動かされます。

読みながら考えさせられたのは、自分の好きなこと、世の中をどう切り取って解釈するか、それを自分の表現としてどう実現するか、いずれにも情熱が原動力になっていることでした。

絵画と note の共通点

絵を描くとは、自分自身を理解することだと思いました。

3つにおいて、自分を見つめることができます。

自分を見つめるプロセス (絵画) 
・絵を描く対象への自分の見方 (着眼点や発想)
・それをどう絵にするか (方法とプロセス)
・できあがった絵に自分は何を感じるか (結果) 

3つを通して自分に向き合い、発見と自分への理解から新しい自分に出会います。

思ったのは、note を書くことも同じです。

自分を見つめるプロセス (note) 
・何の問いに対して書くか (着眼点)
・どう情報整理をし文章構成にするか (プロセス)
・書き上げた文章に何を思うか (結果)

note と絵画の共通点が見い出せたことも、読んでいておもしろいと思った理由です。

まとめ

今回は、漫画 ブルーピリオド をご紹介しました。

漫画は文章の本に比べて、自分が読みながら何を感じ、考えたかの言語化が難しいです。だからこそ、何におもしろいと思ったかが言葉にできると、自分自身への発見があります。

ブルーピリオド がまさにそうでした。

最後に、今回のまとめです。

おもしろいと思ったのは、絵という美術作品をつくることの奥深さ。読み進めるうちに、自分の知らない芸術の世界に入れる感覚を持てる。
奥深さを深掘りすると、
・絵を描くという 「0 → 1」
・正解のない世界で、自分は何のために、何を描くか
・描き手の情熱
ビジネスとの共通点があり、興味深く読めた。
絵を描くとは、自分自身を理解すること。3つを通して発見と理解がある。
・絵を描く対象への自分の見方 (着眼点や発想)
・それをどう絵にするか (方法とプロセス)
・できあがった絵に自分は何を感じるか (結果)
着眼点、プロセス、結果の3つから新しい自分に出会うことは note を書くことに通じる。


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