ネオエレメンタルマスター(詩)

(第一部)

多様性とか
無限のバリエーションって
言葉が好きな私

旅行に行って
美味しい料理を
食べるのも楽しいんだけど
繰り返し感動を味わいたいから
どうも私が求めてるものとは
違っちゃうのかな

でも例えば
この場所のこれは
すごく美味しいから
また誰かとこようとかって
思えたら
なかなか良い感じ

服やアクセサリーの
レンタルも
その瞬間だけ
美しくなるっていう
持続的な幸せのない
形はちょっと違う

気に入ったものがあれば
後で通販で買えたり
自分でインスピレーションを得た
ところを合成して
服やアクセサリーを
進化させる楽しみがあったりしたら
結構楽しいんじゃないかなって
思ったり

その作ったものや
気に入ったものを
お店に追加で置いて
使ってくれたり
買ってくれた人が
いたら
お金が入ってくるみたいな
ことが出来たら
熱い展開になるんじゃないか
なんて
思ったりしてる

もうTシャツとか
パーカーとか
ハンドメイドの
アクセサリーは
ネットで販売されている
でもイマひとつ足りなくて
多様性や
無限のバリエーションって
感じじゃない

レジャーのガイドブックを
見ても
食べる場所や絶景や
イベントやテーマパークの
紹介はあるのに
服やアクセサリーを
旅行で買おうって
紹介はほとんどない

もっと
その場でしか
楽しめない地宝(じっぽう)
という
バリエーションのある
服やアクセサリー
それらを
気軽に楽しめる
地球にしたい

(第二部)

クラウドファンディング
みたいに
地宝の企画を
提案して
それに賛同が
集まったら
作品化して
実現するみたいな
サイトがあれば
ファッションの分野で
無限のバリエーションを
実現することが
できるかもしれない

noteでやるか
polcaでやるか

「服は人を作る」
というドイツの
ことわざが
あるらしいけど
もっと
ファッション業界が
盛り上がることで
文化的で
創造的な人間が
増えると思うんだ

文化で繋がっていれば
政治の面で喧嘩しても
バカなことはいい加減
やめようぜって空気に
なるように思わないか

店の数だけ地宝があり
会社の数だけ地宝が
創られる
否、
年の数だけ、季節の数だけ
日にちの数だけ
メニューの数だけ
人の数だけ
地宝を創ることも
可能だと思うんだ

もっとコラボレーションを
もっと運命的な奇跡を
創りたい

(第三部)

本来
絵も
詩も
朗読も
小説も
漫画も
写真も
本も
映画も
料理も
景色も
その他あらゆるものが
バリエーションを生む
種を持っている

そこから新たな
コラボレーションをして
複利のように
さらなる進化を
次の多様性を育てる

発揮できるか

私はそこに
こだわっていきたい

多様性と
無限のバリエーション
を創り出す
そして味わう

これまでと
これからしばらくは
そこに
こだわっていきたい

私は
飽き性だが
飽き性だからこそ
創れるものがある
飽き性だからこそ
見える世界がある

飽き性だからこそ
多様性と
無限のバリエーションで
世界を飽きない場所に
したいのだ

忍耐が必要なときもあるだろう
向上心が必要なときもあるだろう
決意が必要なときもあるだろう

ありのままの自分で

変わり続ける
私と
あなたを
楽しませるために

~完~

2019.08.10.分。ロスタイム。105作目

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