見出し画像

PTAと学校行事

こんにちは。
PTAかいちょーさんです。
中学のPTA会長として、PTA改革に取り組んでいます。

さて…
先日、
学校の合唱祭があり
PTAとしてお手伝いをしてきました。

合唱祭は
隣町の立派なホールを借りて行われ、
全学年の生徒が客席に座り、
保護者は上の階の客席から観覧します。


PTAにお願いされているのは、
保護者受付と、場内の誘導。

受付では、
来場した保護者に声をかけて
名簿にチェックしてもらい
アンケート用紙を配布。

場内誘導は、
上の階の保護者席で
演奏の合間にドアの開け閉めをしたり
学年ごとの発表が終わるタイミングで
該当学年保護者に席を譲るよう声掛け。


と、これだけ聞くと
まぁ簡単そうなんだけど、
実はいろいろとあって。。

まず
受付には
教育委員会とかの来賓も来るから
こういう人たちにお名前もらって
来賓席へ案内。
あと、
外部の関係ない人が入ってきたりするので
そういう人たちはお断り。
一番多いのは
プログラム忘れたんでもらえますか?
というような問い合わせ対応。
忘れ物対応も。
あと今回は
座席数に限りがあるので、
名簿を見ながら
保護者人数制限が守られてるかのチェックも。

簡単なようでいて、
受付に常時4〜5名はいないと不安かな…


場内誘導も
ほんのちょっとしかない曲間のタイミングで
スムーズに保護者の出入りをさせるため、
一つのドアにひとがたまらないよう
分散するように声掛け。
いまどの曲ですか?
と問い合わせられることもある。
トイレどこですか?
と聞かれることもある。
足の不自由な方や車椅子の方が来ることもあるので、
危なくないように誘導。
うっかり生徒席に入るひとがいないように
気をつけて見守り。

これも
4〜5人いたほうが安心かな…


という感じで、
「言われた通りにやればいいだけ」
というわけではないので、
お手伝いをする委員さんたちは、
けっこう頭を使い
頑張って動き回り
そして
来年の委員が苦労しないようにと
詳細な「引き継ぎ」マニュアルを作成して
残してくれる。。

…のだが、
PTA委員の方たちって
いつも
とても優秀で真面目でちゃんとした方が多くて
きちんと委員の中で完璧に引き継いで
毎年
あれもこれも先回りしてやってくれるので…

結果、
学校側が
「おまかせしまーーす」
状態になってしまう。

案内表示はおまかせしまーす
受付のセッティングもおまかせしまーす
クレーム対応もおまかせしまーす
時間内に終わるように誘導お願いしまーす

と。

先生たちの負担はなるべく減らしたいから
できる限りのことはやってあげたいけど、
PTAはボランティアの寄せ集めなのでね
あんまり
学校行事のことをおまかせされちゃ
いけないと思うのです。。。

ほんとは
PTAの中で引き継ぎがされるのではなく
先生たちの中で
担当先生から次年度担当先生へ
引き継ぎがされるべきだと
思うのです。。。

当日動ける保護者はいる。
けれど
企画や準備や打ち合わせに
時間をさける保護者は
ほとんどいないのが現状。
ならば
ひーひー泣きながら
辛いから二度とPTAなんかやらんと言いながら
保護者がなんとかしちゃうんじゃなくて、
学校が主体となって
行事を進めていけるように
すこし出しすぎてた手を
引っ込めなければならない。


というわけで
今年は
ぐっと心を鬼にして、
PTAは「お手伝い」の枠から出ない
というコンセプトで
ゆるゆると
お手伝いしてきました。

学校行事を
先生たちが考えてちゃんと計画し
無事に遂行できるよう…
見守る母のようなつもりで…😂


さぁ
行事は無事に終わりましたよ。
先生
来年へ向けて
反省と引き継ぎ
ちゃんと頑張ってね😁

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?