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【読書】恐竜たちが見ていた世界

わたし
恐竜やら古生物やらが好きなので、
以前はよく
子どもたちを連れて
博物館や恐竜展へ行ったりしていた。

リアルな恐竜のロボットがいたりすると
おチビは本気で
「そっち行っちゃダメっ!!
くわれちゃうよーーーーっ!!」
と警戒していたっけ。
なつかしい😊

子どもたちが大きくなってからは
いっしょに行ってくれないから
あんまり博物館へ足が向かなくなっちゃったけど…
でもやっぱり
恐竜が好きだ。


同じく恐竜好きの叔母が、
新聞の広告で面白い本見つけて
買っちゃった!
と言ってたのが
これ。


『恐竜たちが見ていた世界』

帯に
恐竜版「シートン動物記」
って書いてある。

面白そうなので
叔母から借りてきて読んだ。


なるほど…
「シートン動物記」って言うだけあって、
昔の生き物たちが
どんなことを感じ
どんなことを考え(?)ながら
生活していたのかが
物語として再現されている。

それが
でたらめな想像で書かれているんじゃなくて
ちゃんと
いろんな研究者の論文に基づいて
「根拠のある」物語になっているところが
おもしろい。

恐竜ばかりじゃなくて
もっとずっと古い時代の
原始的な生き物たちについても
薄らぼんやりとした世界が描かれていて
これもとっても興味深い。

ほんわかしたタッチの絵も
なんだか
よく見る恐竜本とは違う雰囲気で
わたしは好き。

特におもしろかったのは、
著者が
いろいろな研究者のことを
文章中で紹介するんだけど、
〇〇博士
ではなくて
〇〇さん

「さん」付けで呼ぶところ。
友達かいっ!ご近所さんかいっ!

親近感わきまくり。
これが
イラストの雰囲気と合っていて、
恐竜本
サイエンス本
なのに
なんかとっても
ほんわかする〜😆

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