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PTA姉妹

わたしには

と慕う
PTAの大先輩がいる。

いまから15年くらい前に
うちの中学でPTA会長をしていたひと。
名前は
のぶさん。


10年前…
わたしが
まだ
フレッシュな
かわいい(?)若手キャラで
初々しく
中学校PTAに参加し始めた頃、
のぶさんは
引退後のPTA会長として
体育祭やら入学式やらに
来賓として来ていた。

PTAのコーラスサークルに参加したわたしは
そこでのぶさんと一緒になった。
のぶさんは
わたしのことを覚えてくれて
時々声をかけてくれるようになった。

のぶさんには
大先輩感がなかったので
わたしは
一緒に楽しく歌いながら
気軽におしゃべりするようになった。
そして
いろいろおしゃべりするうちに
仲良しのお友達になった。
とっても仲良くなって
そのうち
お互いに
姉妹のような気がしてきた。


のぶさんとわたしは
価値観が合う。

それはダメ
の基準や
こうしよう
の方向性。

のぶさんと話していると
すっきりするくらい
合致する。

判断に迷うことや
なんかおかしいぞと思うことは
のぶさんに話すと
するするーーーっと
先が見えてくる。

あーー
姉に話してよかった!

いつも思う。


いろいろ話すうちに知ったのだが、
のぶさんは
たいへん偉大な人だった。

約15年前、
彼女がPTA会長をしていた頃、
当時のうちの中学校PTAは
「P連」と揉めていて
大変だったようだ。

そんなしがらみとサヨナラして
単P(自分の学校のPTA)
の活動を楽しくやろうよ!
という改革をしたのが
のぶさんだった。

話を聞いていると
涙が出てくるくらい、
P連との決別は
しんどかったとのこと。
そこをきっちりとやりきって
新しいPTAを作ったのぶさん。
なんとたいへんなことを
成し遂げたのだ…
我が姉よ…!!

今見ると
のほほーーんと優しいのぶさんだが
当時はファイティングモードだったらしい。


いま
わたしが
楽しく前向きにPTA改革を進められているのは
こういう
先人の苦労があったからこそだと思う。
なんとありがたい…

もしいま
上部組織とのややこしいやりとりが
まだ続いていたとしたら、
自校のPTAのありかたを変えるなんて
とても難しいに違いない。

のぶさん
感謝だよ!
感謝状もんだよ!!
すごいよ
さすがわたしの姉!

そして
姉の築いた土台の上で
しっかり改革の歩みを進めている
わたしも
立派な妹でしょ!

のぶさん、
また
美味しいもの食べに行って
いっぱいおしゃべりしようね。
いつまでも
元気な姉でいてください。

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