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「滅相もない」

おつかれ様です🫖

言葉喋るのってむつかしい。

ちいさい頃からよくものを喋る奴に生まれたナルチャンは、ご近所さんには「こどもおばちゃん」って名前を付けられて可愛がってもらっていました。

「今日は天気がいいですね〜」とか
お菓子もらったりしたら「わざわざすみません〜」とか喋って、小さい頃、だいたい幼稚園から小学校低学年くらいの頃から話すことが妙に大人っぽいというかおばちゃんぽくって、そう言われてたんですって…。笑

そんなふうにちっさい頃から「妙にちゃんとした喋りをしたい」みたいな無意識な気持ちの働きがあったらしくて、こうしていま芸事をする時それが案外「素直じゃない表現」みたくなって、足かせというか、正しく喋れる様に矯正中なのです。

芸事をはじめた宝塚の受験生時代もあいかわらずで。例えばレッスンの先生に「スカートかわいいね!」って褒めてもらった時。
素直に有難う御座います!って言えば良いのに、それもその時は謎の謙遜?気遣い?今考えれば意味わかんないんですけど、なんかいつも「とんでもないー!」とかわけがわからん返事をしてたんですよね。
相手の好意で言ってくれた褒め言葉に対して、本当は嬉しいのに「わたしが持っているものを可愛いと言ってもらえて、そのかわいいを自分で肯定する」というのがどうも恥ずかしくて、なぜか「とんでもない」って言ってしまう。

目上の人に褒めてもらうと、一旦謙遜すべきっていう本当にワケワカメな思考回路を持ってたんです。

東京に来てからも稽古場であなたのメイク素敵ねー!とか、痩せて綺麗になったんじゃないー?とか褒めてもらった時、反射的に「ほんとですか!」って言ってしまう。
その時その方から「いやいや本当だから言ってんだよ!嘘だと思う??」って言われて、確かに。ってなりました。笑

最近は、そういうダメな謙遜をやめるために、褒めてもらって嬉しいと思ったら、そのまま「嬉しいー!!!」って伝えるって心がける様にしています!!

このあいだ夜な夜な、今まで目上の人や応援してくれる人たちにどんな口調でおしゃべりしてたんかな…?って気になって送信履歴を見たりしてたんですが、いやぁ酷かったの!!

相手①「このポートレート素敵だと思いました!」
ナルミ「滅相もない!!カメラマンさんのおかげです!!」

相手①「最近よく頑張ってるね!」
ナルミ「滅相もない!」

いや、「滅相もない」て笑
この時ハマってたんでしょうね、この言葉。笑

折角褒めてくれとるんじゃ!!
素直に照れろ、過去たなか!!!!
恥ずかしい言葉遣いじゃ。ほんとに。

そんなのを思ったのもあって、いまは以前に比べると、褒め言葉に対してちゃんと嬉しい気持ちを伝えられたりポジティブに返せる様になりました。笑

これからもっと応援してくれる人が増えてさ、わたしの演技を「よかったよ!」って言ってくれたとして、その度に「とんでもない!」とかゆってたら、本人がネガティブに思うような舞台のチケットを誰がまた買ってくれるんじゃ?って感じだよな。
リピートしてくれるわけがないじゃんかな。

ある種の甘えだった訳ですな、わたしの。
「とんでもない!」の言葉の裏は「本当はわたしもっと出来るんです」も含まれるかもしれんからな。
「わたしもっと出来るんです、こんなので褒めないでくださいー!」と言って自分がうまくできなかった事や妥協のあるものに対して許しを得てるだけなのかもしれんなぁと思います。

から、これからも褒められたら素直に照れます!

ので、これからも田中をたくさん褒めてください!!笑

よろしくお願いします!!!

さてさて明日は日曜日ね!
バイトじゃから大河ドラマ生じゃ見れんな。。
オンデマンド楽しみにして頑張ろと…☀️

みんなたち、素敵な日曜日を😎

いつも読んでくれて有難う。

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