裏金問題の審議は司法の場である裁判所に移すべき

政治倫理審議会が開かれたが予想通り何の進展もなく無駄な時間稼ぎに終わってしまった。もとより、行政府ないし立法府の問題を自身で解決できるはずもなく自浄作用があるならこの手の悪事が起こるはずもないのである。この際、三権分立の原点に戻って司法府の判断を試してみてはどうであろか。司法府も同じ穴のムジナであることは頑なにないが一度踏み絵を踏ませ、その本心を確認しておく必要がある。もし、司法府が真正面から立ち向かわす逃げの口上で「この問題は司法の場には馴染まない」として門前払いするようならばもはや日本の国家の滅亡を覚悟しなければならない最悪の状況である。いまや国民蔑ろの政治には呆れ果てているがそれに追い打ちをかけるような振舞いに怒りを具現化せずにはいられないのは私だけではないであろうか。

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