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読む団地の本活動 2020年4月

“本から始まるご近所づきあい”をうたったシェア団地・通称「読む団地」。

tsugubooksは、「BOOK LIFE DIRECTOR」という肩書をいただいており、
その名の通り(?)「本がある暮らしのたのしみ方/味わい方を入居者さんと考えること」をやることになっています。

そのために、たとえば、4月からは月1回ワークショップを開催する予定だったのですが…集まれない!

そうなんです、集まれないんです。
このような状況なので、現在は読む団地への入館を制限していて、tsugubooksはじめとした「関係者ではあるけど住人ではない」人たちは、現場には入れないようになっています。(正しい判断。支持します。)

“ご近所づきあい”を促すこと自体が難しくなる、そんな日がくるなんて。


時々、「読む団地どう?この状況で活動できるの?」と訊いていただくことがあるので、ご報告をば。

また、「入居者さんにとっては自宅だから、自宅で集まるならよくない?」との質問/ご意見もいただいたのですが、わたしは逆だとも思っていて。
「自宅だからこそ、細心の注意を払いたい。コロナが持ち込まれる機会を、それからうつる可能性のある機会を、できるだけ減らしたい。」と思うのです。
(それは自分のいる「欅の音terrace」にも通じることですが。活動の場が自分/誰かの「自宅」ということについて、あらためて考えてしまった。これは別にまた書きます。)

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読む団地には、進学/就職/転職で上京してきた子が何人もいて、そんな新しい生活の場所で「自宅待機」が続くことを、とても心配しています。
離れた場所からできることを、必死で考えています。
何ができる?

そんな日々です。

こういう状況下で、
本を読んでいる場合じゃない!という人もいるでしょう。
本を読む気になれないという人もいるはず。
本を読むことで気が紛れてなんとかやっているという人もいるかもしれません。
本たくさん読む時間あるーやったー!という人もいる…かな?

いろんな人がいる。人によって状況も考えも異なる。
そんな当たり前のことを、今あらためて念頭におきながら、
皆さんの暮らしを守るために何ができるのか、考えています。

というわけで。
読む団地の本活動、現在のステータスは「練り直し中」です。

今後をたのしみに、ゆっくり首を長くして、お待ちいただけたら。


いただいたサポートは、ぜんぶ本になります!本屋さんで散財します!(^-^)