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【ワンピカード】第3弾環境 フラッグシップバトル 優勝 黄単カタクリデッキ

みなさんこんばんは。

ワンピースカードゲーム第3弾「強大な敵」が発売されましたね。私も抽選販売には何件か申し込んでましたが、安定の全落ちでしたので必要なカードは今回もシングル買いで揃えました…(白目)

この第3弾は2/11発売となっているのですが、何とフラッグシップバトルが全国各地で絶賛開催中なんですよね。発売日当日に実施される店舗でも新弾のカードは使用可能なことが殆どですし、まずはカードを揃えるところから戦いが始まっていると言えるでしょう。

かく言う私も2/12のフラッグシップバトルの参加権を得ておりましたので、当日はどのようなデッキを持ち込むべきかが重大な問題でした。前述のとおり自力で購入出来るボックスは0箱でしたので、最悪新弾のカードを使わないというのも選択肢の1つとせざるを得ない状況です。

新弾のカードを使わないのであれば、比較的不利対面も少なそうな赤単ゾロが使用デッキの候補の筆頭だったのですが、

発売日の夕方からシングルを漁りにいったところ黄色のカードが一式揃ったので黄単カタクリの作成が可能に。

行きの電車の中でふんわりと考えていたのはこちらのリストでしたが、実際に使用してみると

・4コストのカタクリを速攻として使う局面が少ない
・8コストのカタクリと10コストのリンリンを各2枚以上抱えると手札で大渋滞する
・序盤で形成される盤面を触るためのカードが欲しい

など、いくつか課題が見えて来たので2/12の当日に使用したデッキはこちらに変更してあります。

このデッキを用いて

1回戦 vs 赤単白ひげ(先攻) 〇
2回戦 vs 赤単エース(後攻) 〇
3回戦 vs 赤単ゾロ(後攻) 〇
準決勝 vs 赤単白ひげ(先攻) ×
5回戦 vs 赤単エース(後攻) 〇

4勝1敗の2位という結果を残せました。

対戦した色が見事に赤しかいなくて笑ってしまいますね。参加者は25名だった様ですが、この中で黄色を使っていたのは私くらいしかいなかったのではないでしょうか。

※2/20 追記

また、2/18のフラッグシップバトルはこのデッキをマイナーチェンジして臨みました。

使用リストはこちら

1回戦 vs 赤単白ひげ(先攻) 〇
2回戦 vs 赤単ゾロ(先攻) 〇
3回戦 vs 黒単ルッチ(先攻) 〇
準決勝 vs 黒単スモーカー(後攻) 〇
決勝戦 vs 赤単白ひげ(後攻) 〇

正直に話すと運が味方してくれた部分も強いのですが、不利対面の白ひげを2回乗り越えての優勝出来たのは大きかったと思います。

そして何よりこれまで

8/7   7位
8/11  5位
8/21  2位(決勝戦負け)
12/10 6位
2/12  2位

と、過去5回参加したフラッグシップバトルではベスト8圏内には入れたものの、後1回が勝ち切れなかったので、今回でついにその壁を越えられたことが本当に嬉しいです。

当日使用したデッキと、前回使用時からの変更点については後述でまとめます。

さて、今回の記事では、このデッキレシピを前提に黄単カタクリデッキの強みや環境デッキへの立ち位置をお伝えしていきます。

黄色の強み


黄色は現状のカードプールでは相手の盤面にも触りにくく、ブロッカーも他の色と比較すると明らかに貧弱なカラーとなっていますが、黄色だけが持つ特色としてライフの増減があります。

現在の代表的なカードとして相応しいのは7コストのシャーロット・リンリンと言って差し支えないでしょう。もはや説明するまでもないですが、このカードの持つコストパフォーマンスは異常です。

このカード自体のパワーも8000と、同じくスターターデッキに収録されている7コストのキッドやドフラミンゴよりも1000高くデザインされている上に、そこからさらに相手のライフが1枚減るか、自分のライフが1枚増えるという恩恵を得ることが出来ます。

相手のライフが1枚減るということは、より詳しく表現すると『攻撃を受けられる回数が1度減り、ダメージを受けた際に加えられたはずの手札1枚を失う』ことと同意です。

逆に、自分のライフが1枚増えるということは『攻撃を受けられる回数と、ライフから加えられる手札をそれぞれ1ずつ加算』してくれています。

7コストのシャーロット・リンリンがもたらす効果は、相手のライフ破棄か自分のライフ増加のどちらに転んでもゲーム終了までの流れを大きく動かします。

相手のライフが破棄されたならばリンリンのパワー8000を活かしてライフを詰めに行きやすくなりますし、こちらのライフが増えたならば相手から受けられる攻撃回数に余裕が生まれるため、ゲーム終了までの所要ターンが伸びて10コストのシャーロット・リンリンへ繋ぎ易くなります。

攻めるにせよ、守るにせよ、黄色の起点及び主軸となるカードは7コストのシャーロット・リンリンということになります。

リーダー カタクリの強み

1ドンを付与することで、アタック時に自分か相手のライフの上から1枚を確認、ライフの上か下に戻すことでパワーが+1000されます。つまり1ドンで実質+2000という破格の性能を有していることになります。

自分ターンのアタック時限定とは言えパワー7000のリーダーを容易に作ることが出来るのでもはやこれだけでも十分過ぎる程に強いのですが、ライフの中身を確認出来ることがこのワンピースカードゲームにおいては非常に有益です。

自分のライフの中身を見ておきたいという方が多いと思われますが、私個人の使い方としては相手のライフの中身を積極的に確認しに行きます。カウンター値の高いカードが確認出来たら底に埋めますし、カウンター値がない「中盤にプレイされると厄介なカード」もライフの底に埋めます。ライフの底に埋まっているカードが把握出来ていれば終盤のアタックで相手が手にするカードをこちらが先に知っているため、カウンター値の計算が容易になります。非公開情報があるからこそ、残りの手札枚数によるカウンター値の最大値を読んで行く必要があると言えます。その概念を覆す攻め方が出来るので、カタクリの持つ突出した見聞色の覇気が可能にする未来視を上手くゲーム内で再現していると言えるでしょう。

序盤に相手のライフのカードを把握することで、終盤を優位に戦うことが出来るのがリーダーカタクリの強みだと考えています。

ここから先は、このリーダーカタクリを擁する黄色デッキを強く使っていくための私なりのテクニックなどを記述していきます。例によって有料公開とさせていただきますが、今後フラッグシップバトルで黄色を使いたい方や、黄色デッキの動きを把握しておきたい方の参考として購入いただけると幸いです。


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