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小説家プロジェクト

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小説を書いてみよう。 思いついたものから。
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記事一覧

小説『走る。』 最終回

 十年後……。 おれとりこはフランスのパリにいた。 パスターパウロの知り合いの神父が、二…

じょーじ
7時間前
3

小説『走る。』 9話

 土曜日になった。 あの日曜日以降もずっと描き続けた。 あの日を境に描きたい絵のイメージ…

じょーじ
1日前
9

小説『走る。』 8話

 そこからの一週間は描きまくった。 浮かんだアイデアもあいまいなものなので、何回もスケッ…

じょーじ
2日前
11

小説『走る。』 7話

完成した絵は教会の入り口のところに飾られることになった。 りこの絵は絵画教室で題材を見て…

じょーじ
3日前
9

小説『走る。』 6話

あっという間に一週間が過ぎた。 ライブペイントの日。土曜日。 教会には、絵画教室の後にり…

じょーじ
4日前
11

小説『走る。』 5話

週が明けると仕事が忙しくなっていた。 客先で商品の不具合があったのだ。 その回収やら謝罪…

じょーじ
5日前
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小説『走る。』 4話

 帰り道、いつもの土手を歩いて帰る。 土曜日の午後、人は少ない。 最後に仙人に言われた言葉を考えずにはいられず、頭の中でくるくるとさせながらふらふらと帰っていた。その時、 「あ! 紗良さん!」 今日は紗良さんをデートに誘おうと思ってたんだった。すっかり忘れていた。急に思い出して声に出してしまった。 もやもやしてきて、 「よし、戻って誘いに行こう!」 と、つぶやいて振り返るとそこにはあの、教室で睨んできたショートカットの女の子がいた。 「うわ!」 大きめの声で驚いてしまった。

小説『走る。』 3話

 一ヵ月が経ち、 早くも絵画教室が毎週の楽しみになっていた。 就職でこっちに来たから同期…

じょーじ
7日前
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小説『走る。』 2話

絵画教室は週に三回やっているらしい。 平日は夕方、土曜日は午前中から昼過ぎまでやっている…

じょーじ
8日前
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小説『走る。』 1話

 その時、心臓をグッと掴まれた。  その時、キュウンと絞られる音がした。  その時、時間が…

じょーじ
9日前
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小説『洋介』 エピローグ

 帰り道。 落ちている石を、おもむろに宙に浮かせる少年。 背負うランドセルより高く石は浮か…

じょーじ
11日前
7

小説『洋介』 最終回

 帰り道。今日は一人。 ゆっくりと朝の閃きを見つめなおす。 頭の中は水の様な透明で、澄ん…

じょーじ
12日前
9

小説『洋介』 19話

朝。 学校に行く道。 河原の横を歩く。 太陽が水に反射して、キラキラと揺れながら光る河原を…

じょーじ
2週間前
3

[短歌]明日には笑えるやろか 明日には

明日には 笑えるやろか 明日には 東京の夜 月も見えない この夜は あなたに出会えた 夜だから いつもの道に 月が届くの。 第14回 井戸短歌会「写真で一首」にて。 字はおおのゆうや(https://note.com/langeech)。素晴らしい。 短歌会の様子はPodcastでUpしています。(こちらは第13回のもの) 第14回のものも後日Upされます。 元々、別々に作った短歌だけど、並べるとストーリーが浮かぶ。 どんなストーリーが浮かぶでしょうか。 僕には一人の人