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#2_ヨーロッパサッカーの面白いところ①「日本にはない文化」⚽

こんばんわ。内藤司です。

今回は自分の趣味である海外サッカーについて書きたいと思います。


海外サッカーって?

まず海外サッカーと言っても世界には218(ヨーロッパ 52、南アメリカ 10、アジア 46、北中米カリブ海 40、オセアニア 15、アフリカ 55)もの国で国内リーグがあります。世界のほとんどの国にサッカーの国内リーグがあることになります。それぐらいサッカーというのは世界で親しまれているスポーツなのです。当然ながら、自分も全部は知りません(笑)


その中でも世界で最も注目を受け人気があるのが、イングランド(プレミアリーグ)、スペイン(ラ・リーガ)、イタリア(セリエA)、ドイツ(ブンデスリーガ)、フランス(リーグ・アン)のヨーロッパの5大リーグと呼ばれている5つのリーグです。その中で自分が一番好きなのは、スペイン ラ・リーガで、好きなクラブはそのラ・リーガで現在首位を走っているレアル・マドリーなのですが、それについてはまたの機会に書きます。


ヨーロッパサッカーの特徴

自分が思うヨーロッパのサッカーの特徴といえば、サッカーのテクニックやスター選手の活躍、知名度だけではなく、スタジアムの雰囲気、クラブと街が一体となりサッカーが住民の生活の一部となっていることです。そこには、政治的な関係やクラブの成り立ちからなるファン層の違いなどがある。それは、日本のJリーグにはないものでJリーグの場合、地域密着などの特徴はあるもののヨーロッパの各国リーグ、クラブに比べて歴史が浅いため、政治的な対立やファン層の違いなどはないと言えます。(そりゃ日本は平和ですからね)

「エル・クラシコ」の例

まず最初のたとえとして、世界で最も視聴され6億人が注目すると言われるスペイン ラ・リーガのレアル・マドリーとFCバルセロナの「エル・クラシコ(El Clásico)」(日本語で伝統の一戦)は、サッカー以外にもホームタウンであるマドリードとバルセロナの成り立ちやクラブの成り立ちからなる政治的な立場があると言われています。

マドリードはスペインの首都・マドリード州の州都で、バルセロナはスペイン・カタルーニャ州の州都であり、カタルーニャは現在もスペインからの独立運動が盛んな地域です。そのため、スペイン国内では政治的に右翼的(スペイン・ナショナリズム)な見解を採用する傾向のあるマドリーのファンとは対照的に、バルセロナのファンは若者やスペインの連邦構造を支える左翼的(カタルーニャ・ナショナリズム)なイデオロギーを持つファンが多いとされています。


「マドリード・ダービー」の例

さらにスペインでは同じ首都マドリードをホームとするレアル・マドリーとアトレティコ・デ・マドリーの「マドリード・ダービー(El Derbi Madrileño)」でも、その歴史的経緯からファン層に違いがあり、エル・クラシコ同様に政治的な側面が強いと言われている。というのも、歴史的にレアル・マドリーはスペインの支配層に好まれてきたクラブであるという歴史がある。

1930年代のフランシスコ・フランコ独裁時代初期に政権側に好まれていたのはアトレティコであったが、1950年代に政権側の好みがマドリーに移る。それは国際的に孤立していた当時のスペインで、フランコはUEFAチャンピオンズカップ(現在のUEFAチャンピオンズリーグ)のタイトルホルダーであるマドリーを政治的に利用しようとした歴史がある。そのため、アトレティコはより左翼的であり労働者階級のファンに親しまれ、上記のように保守的で富裕層にファンの多いマドリーとは対極であると言えます。


自分が思うヨーロッパサッカーの特徴まとめ

このようにスペインのレアル・マドリーとバルセロナ、アトレティコ・デ・マドリーのダービーの歴史を見るだけでも、日本のJリーグにはない魅力(人によって感じ方はあるが)があるのが、ヨーロッパサッカーの特徴だと自分は思っています。

当然、他にも特徴や見どころはいっぱいあるので、それはまた書きたいと思います。

それでは、またヽ(=´▽`=)ノ

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