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102_祝オリックス3連覇!黄金時代到来した強さと人気の比例

こんばんは!
内藤 司です。

今回は自分が小学2年生だった2002年から約22年応援しているオリックス・バファローズの強さと人気の比例について書きたいと思います。

まずは2023年9月20日、オリックスは21世紀初となるパシフィック・リーグ3連覇を果たしました。
そして、クライマックスシリーズでもファーストステージを劇的な流れで福岡ソフトバンクを制して、ファイナルステージに上がって来た千葉ロッテを4勝1敗(アドバンテージ1勝)で勝ち上がり、
見事に3年連続の日本シリーズ進出を果たしました。
日本一連覇に向けて、59年ぶりとなる関西ダービーとなった日本シリーズを戦っており、これを書いている今は甲子園球場で阪神タイガースと戦っています。

そんなオリックスというチーム、同じ関西をホームとし圧倒的な人気を誇る阪神とは対照的に地味な存在で、お世辞にも人気があるとは言えないチームでした。
しかし、昨年リーグ連覇して日本一を果たして迎えた今シーズン、コロナ禍も明けて球場にオリックス戦を観に行くと、オリックスの応援スタンドはいつも満員となっているのです!
やはりチームが強くなると人気も出てくるということなんですね。

自分がオリックスを応援し始めた2002年。当時はオリックス・ブルーウェーブというチーム名で、1995,96年に連覇を果たしてからイチローや田口壮といった主力が抜けてチームの成績も低迷、本拠地のグリーンスタジアム神戸(現在のほっともっとフィールド神戸)はまさに閑古鳥の鳴く状況となっていました。
2004年オフには大阪近鉄バファローズと球団合併してオリックス・バファローズとなりました。
その後もなかなかチームの成績が上がることはなく、
2001年から2020年までの20年間でAクラス(リーグ6球団中3位以上)は2回のみ、最下位は9回とまさに「暗黒時代」と言える成績でした。
そうなると人気も上がることはなく、本拠地の京セラドーム大阪では上段内野席の席上に大きな広告の横断幕が置かれて、空席を目立たないようにする工夫までされているような状況でした。

さらに関西のメディアは阪神一辺倒。同じ関西でもオリックスvs阪神になるとオリックスはいつでもアウェーのような扱いとなる事が多かったです。
それは試合中継数でも圧倒的な差があり、阪神戦はホームのみならずビジターの試合もほぼ全試合地上波で在阪各局がテレビ中継を実施し、
ラジオでもMBSラジオ、ABCラジオで全試合中継されています。
それに対してオリックスはというと、民放では阪急時代から繋がりが深く球団公式中継も制作している関西テレビが毎年一定数中継するのと、年度によってABCテレビや読売テレビでも放送されるぐらいで、
今年のレギュラーシーズンでの地上波テレビ中継はNHKで3試合、関西テレビで深夜録画3試合の6試合のみでした。
このように成績もさる事ながら、メディアでの扱いでも相当な差が付いている状況です。

しかし、前述したように黄金時代を迎えてきた今シーズン、なんと観客動員数は200万人に迫る球団記録となる1,947,453人でした!
合併球団初年度で実数発表となった2005年は1,356,156人だったので倍近くの数字となり、あのイチロー選手が所属して「がんばろうKOBE」(阪神淡路大震災からの復興フレーズ)の名の下、連覇した1996年も越えて球団新記録となりました!

やはりチームが強くなれば人気も出る!
それは本当だなと実感しました。今年2023年8月3日、約3年ぶりに本拠地・京セラドーム大阪にオリックスvs楽天の試合を見に行ったのですが、平日と言う事もあり空席はあるものの、ライトのオリックス側外野下段席は満員となっており、応援の迫力も凄かったです。

そして在阪局からの扱いも少し変わり、2005年以来中継していなかったMBSテレビが10月18日のクライマックスシリーズ ファイナルステージ第1戦を18:15〜21:00(21:00以降もサブchで放送)というゴールデンタイムで生中継されたのです。
関西地区でのゴールデンタイムでの中継は、日本シリーズや阪神・巨人戦などを除くと2002年に関西テレビで放送して以来21年ぶりでした。

10月28日から始まった阪神との日本シリーズ。
オリックスホームで行われた京セラドーム大阪での第1戦、第2戦。
世間の予想では、オリックスホームではあるものの阪神ファンがスタンドの多くを占めると予想されました。
しかし蓋を開けてみるとオリックスファンの方がすこーしだけながら阪神ファンより多いように見えました!
チームの強さと人気は比例する!これは本当だと感じたからこそ、日本シリーズを制してより黄金時代を迎えて欲しいと思っています。

では、またの記事で!

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