初めてフラスタを出した話 part1(THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Shout out Live!!! 長野県出身アイドルが望月聖を応援するフラスタを出した話)

◆前書き

 タイトル長いよと思った方、すまぬ。

 2023年9月9日(土)、11日(日)に開催された、「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Shout out Live!!! 」に、フラワースタンドを初めて出しました。

現物は写真で見る以上に大きいです


 自分のまとめとして、また後に続く方がいるかもしれないと思い、ここに記録を残します。
 何より、『ライブに参加するキャラクターと、いないキャラクター』のフラスタなので。
 …いや割とあるから珍しくないと言われればそうなんだけど。

◆切っ掛け

 2023年6月10日(土)、11日(日) に開催された、「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 燿城夜祭 -かがやきよまつり-」にて、とあるフラスタを見たことが切っ掛けである。
 所謂、『ライブに参加するアイドルと、同じ出身県メンバーのフラスタ』である。
 それを見た私の反応は以下の通り。

滅茶苦茶羨ましかった

 この後、友人Pより「ひじりんが来る時に…?」との提案を頂く。
(ひじりん=アイドルマスターシンデレラガールズの長野県出身キャラクター。CV原涼子さん)
 それに対して、
「シンデレラガールズの長野県出身キャラは6人いるため、聖を除いた5人はいかなる理由でフラスタに参加させるのか?」
という疑問が浮かぶも、
「お祝いという形を取る」
という意見を頂いたのだった。
 ただこの時までは、「ひじりの人がライブに来るんなら考えようかなあ」と甘く考えていたが、「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 燿城夜祭 -かがやきよまつり-」の直後、「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Shout out Live!!! 」が発表されたのだった。
その中に、望月聖役の原涼子さんが参加する事が書かれていた。
 …ここから約3ヶ月に渡る、フラスタを立てるまでの道のりが始まろうとしていた。

 その後、検索をかけて、ライブにフラスタを送っている人々の事例を調べたり、そもそも送った事のある人に問い合わせたりした。費用は一旦考えずに、やるとしたら、自腹覚悟でやることを意識して。
 …最終的にはたくさんの方に来てもらえて、返礼品の作成が出来るくらいまで賄えたのだけどね。ただやるならそのくらいだろうな、と。

・テーマ

 自分のフラスタの名目は、

検索をして丁度知ってる人が出てきたので、ダイレクトメッセージにてこう問い合わせた

 このDMにある通り、「長野県出身の子達が1番年下の望月聖を応援して送り出す」と言うものに設定していた。

 その上で問い合わせた方に教えていただいたこととして、
「ライブに出ない子のフラスタを立てたが好意的に見られた」事や、「まずは花屋の予約をするべき」
 と。
 言うわけで、お花屋さん探しからスタートしたのである。

◆色々な探しものと企画を公にするまで

 こうして、「やってみるかー」と、半分くらいドキドキしながら進んでいた。人によってはもっとナチュラルに進められるのかもしれないが。

 まず大きなものとして、「ボードのイラストとデザイン」を行ってくれる人を探すことにした。万一見つからなかった場合頓挫の可能性も考えられるため、「すみませんキャンセルでお願いします」などと言うことにもなりかねない。
 望月聖がメインとなるフラスタの時点で、高原をテーマにしようという考えは既に頭にあった。ただ当然の話として、イラストのボードが無いフラスタだって普通にあるしそうした形で出している人も沢山いる。ただ、なんとか6人が高原にいるという姿を出したかったのだ。
 しかしイラストを描いて頂ける方が見つからなかった場合、聖を含め6人がなんらかのフリー素材で意匠だけの姿になり…とこれはこれでなかなか楽しい事は確かだがキャラ当てなぞなぞがしたい訳じゃない。当然没。
 最低限、キャラクターについて調べれば「あっ、そうか長野県民か」と思えることが理想である。これは完成したフラスタを見た望月聖のPや他のP、あるいはファンなどがどういう繋がりかがわからない可能性もあるので、キャラを調べればプロフィールに記されている共通点で分かる、というだけでもキャラクターのイラストはあった方がたどり着きやすい筈、という所でもある。
 とはいえ。
 少なくとも6人のキャラクターを描き、配置の図などのイメージを出してくれて、他にもお願いをする可能性がある。
(注:今回のフラスタのお名前ボード…協賛者名と演者さん名の2つのボードは、後で追加でデザインをお願いをしたものである。どう考えても最初にやってほしいことをまとめておいた方が良い…バタバタして本当に申し訳ありません)
 作業量は多い。
 こんな内容を繋がりのない人が、
「すみませんフラスタを出したいのでキャラクターを6人やその他のイラストとデザインをお願いしたいのですが」
 …と言って受けてくれる物なのだろうか。
 人と時と場合と相手による、とは思うのだけど。
 とまあ、いつもの自分ならこれで諦めてはいるのだが。
 それでも動いてみるだけ動いてみることにした。
(というのもこの時、過去一年以内で自分を取り巻く環境が激変していたためである。ネガティブな事もポジティブに向かっていると思いたい事もあったため、何かしてみても良いのではないかと思ったのだ)

この話に特に関係があるようで無い
月下氷姫(Lunar Frost Princess)

 そんな訳で考えた結果、「いとう」さんにお願いができないかと思い付いたのだった。
 いとうさんはこれまでも可愛らしい絵柄で色々なキャラクターを描かれてたのと、6thライブの頃棟方愛海ちゃんのフラスタにてイラストを描かれていた実績があるためであった。
(参考:https://www.pixiv.net/users/3636537)
 そんなわけで、 燿城夜祭 -かがやきよまつり-の翌日の夜にはこんなDMを送っていた。

こういうのってどこまで詰めてからお願いをするべきなんだろうねえ…

 …この頃Twitter(現X)では迷惑DMが相次いでいて、僕も対応に苦慮していた。そんなわけでDMを人によっては受け取らない・見ないという設定をしている中、慌ててpixiv経由でもメールを送るなどとしてしまったのだけども。やるならもう少し間を開けるべきだったので反省。
 いとうさんからは、14日(水)に了承を頂けたのだった。


・お花屋さん探し

 当たり前だがナマモノなので愛知県のそれも中部国際空港に行くことが可能な所。また実績のある所ということで、名古屋 フラスタ…などで検索をして、シンデレラガールズの過去ライブにおいて実績のあるお花屋さん(https://www.flower-joie.jp)を見つけたのであった。
 この辺りは、6/14(水)の朝には問い合わせをメールフォームから送っている。
 タイムスタンプを見ると、

> 送信日時: 2023年6月14日 5:10

   
一応、イラストを描いてくれる人を探すのと並行して行動を起こしていた。

当時既に公開されていたルールを記載
相手にキャラ名を書いて説明するのはどうかと思うが、コンセプトとして大事な事を書くためには必要かと思い

 もしもの際は「すみませんなかった事にして下さい」と言うのも覚悟はしていた。しかし送って暫くしていとうさんから返事が来て、さらに、
> 送信日時: 水曜日, 6月 14, 2023 2:43 午後
 にはお花屋さんから返信が来ていた。またその際には既存のフラスタを元にイメージが来ていた。
 プロトタイプはこんな感じということになる。

ここから結構変わったなと

 お花屋さんからは、緑お花の間に、青のリンドウ(当時の想定)は差し色として良いと思う、また見積もりは44,000円(配達撤収料2,200円込み)、との連絡を頂いていた。
 規模としては割とでかいな? というのが当時のイメージであった。
 正式な注文は8/20までに、またパネル類は8月末には届けて欲しいとのことで、ここから2ヶ月の間はパネルを作る、また合わせて配置を考えることとなるのだった。

・そのパネル制作先は?

 愛知県で出すのだから愛知県にパネル印刷のできる所はないかな…と探していたのだが。
 そうした業者を探した話が見つからず、また業者を探してみてもフラスタ用パネルを作った実績のある所が見つけられなかった。
 実はギリギリまで探していたのだが、結局最初に友人Pから紹介を頂いた印刷業者(https://www.oleshop.net/)を利用することにしたのだった。
 その辺りはまた後述。

・企画お披露目

> 20230614 作成
https://twipla.jp/events/566065

 作ったことのないついぷらのページを、昔のホームページ制作…mixiの機能の方が近いかもしれないが…のノリでiPad miniで書き。

昼にはこんな告知を出していた
夜、企画初投稿

 また、ページ内には参加表明直後から入金ができるよう、pass marketの準備をしてリンクを貼り付けた。

この部分だけやたら文字をデカくしている

 7/31まで協賛者募集をするため、「参加します!」とやった直後に手続きをできるようにするためである。
 …あるんだが。
 この方式は逆に忘れる原因にもなるのかなあと思ったりしている。理由は後述。

 さてここまで準備を進めた上で、夜には企画がお披露目され、本格的に約3ヶ月の悪戦苦闘が始まったのだった。


(続)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?