何かしらの野外フェスを観に行き、さんざん盛り上がってそろそろ帰ろうかと思ったところで財布の入ったカバンを探すと見当たらなくて、主催者に聞くと、『現金を盗まれた上に海へ投げ捨てられていた』という無残な姿で戻ってきて呆然、、といったところで目が覚めました。


リアルにイヤなラインの夢が本当に嫌いです。
なぜそんなものを見るのか。


『人は進化の過程で必要なものを残した状態で今がある』と、茂木健一郎さんが言っていました。この悪夢的なものを見ることも人にとって必要なんでしょうか。信じられません。まだ寝たかったのに、早めに起きてしまってもう寝つけません。悪夢はその日の睡眠量すら奪います。

…いる？この機能。ほんとですか？


そしてこういうイヤな夢に限って、夢占いをみてみるとこう書いてあります。

悪くなさそう。
「金運アップ？」ですって。
え、ホントに言ってます？
夏なら絶対寝汗かいてたと思うけど。
「盗まれる夢」というジャンル分けは合ってるんですか？この画像達が示す意味はなんでしょう？できれば見出しの語尾は「？」みたいな形で委ねてこないでほしいんですけど…。


こうなると、寝起きの最悪だった気持ちはやり場を失います。占い的には「よい！」と言ってくるのでやりきれないのです。

しかし、夢占いは多岐にわたります。検索すればするほど、詳細な結果を教えてくれます。

私の夢は「逆夢」でした。
そうかそうか、あれは逆夢なのかそうか。
片方だけ光るパトランプの意味深さも気になりますが、「実はそれ逆夢なんすよぉ」と言われたら悪い気はしません。

さらに詳細な分岐がありました。自分の場合は「財布の中の現金」が抜かれていたので、こちらが該当しそうです。

もはや自分が見た夢は財布系の中で「最もよい夢」に昇格しました。画像の寂しさからは想像つきません。最上級の財布夢だったようです。

一応セカンドオピニオン的に別サイトも見ましたが、やはりいいです。そうかそうか…。

また、自分の場合はカバンを盗まれたのでカバンでも調べてみます。

ハイハイ悪くない、はいはいはい。。


ここまで調べ出すと、もはや自分にとって悪そうな占い結果は無視して検索し始めています。「荷物 水浸し」はよくなさそうだったので無視しました。そんなのもう全然無視です。「大丈夫、他の結果がいいんでここは無視でいいですよー！」という勝手な判断。冷静さはもちろん欠いています。でもいいんです。これが人の進化過程で残された悪夢への対抗策なんです。悪夢明けでどんよりしたまま過ごす必要なんてないんですよ。夢占いは逆夢の可能性を大いにはらんでますから。悪夢を見た時はいい夢占いを探し出して信じ抜けばいいんです。ちゃんと行動に移して悪夢を潰すんですよ。

はい、宝くじ買いました。

こういう場面でしか宝くじ買わないですが、未だに当たった試しがないです。ということは夢占いもほどほどにということなんでしょうね。どうか当たりますように。