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エリア価値の再認識

2023年4月22日に福井県あわら市初となる道の駅がオープンしました。
オープンした場所はあわら市吉崎地区。
この吉崎地区は福井県と石川県の県境に立地しており、浄土真宗中興の祖といわれる蓮如が布教の拠点とした場所で、この地域が持つ自然や文化、歴史、食などの地域資源が非常に豊富な所です。そのポテンシャルに目を見出した元あわら市長の佐々木康男さんが市長時代に構想計画し整備されました。地元住民からはあんな辺鄙な場所になんで道の駅をなんで作るんだとか、いまさら道の駅なんて絶対人が来ないなどと非難されたのですが、私も昨年佐々木さんと一緒に吉崎を訪れた際に立地のポテンシャルをかなり感じたのであります。
しかしながら、いまや道の駅の数は1,204駅(令和5年2月28日現在)もあり、珍しくもなんともないというか、もはやコンビニのような感覚でどこの道の駅も一緒に感じます。
さらに道の駅の多くは赤字のところが多いため、需要や収益性の面は相当考えないと厳しく、何もせずに放置しておくといつの間にか誰も利用しなくなってしまうのは安易に想像がつきます。
詳しく知りたい方は木下斉さんの道の駅解説が非常にわかりやすいので是非チェックして下さい。

左が道の駅 右が本願寺吉崎別院 念力門(西本願寺旧北総門)

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