Zb とりあえず1シーンを仮につくってみたものの (Zbrush練習 55)
マガモもかなり暫定的にだが作ったので、とりあえずワンシーンを作ってみた。
今回はマガモの造形で疲れたので、背景とオブジェクトはお絵描きツールでの合成。背景は以前にテストして作ったVUEの適当な風景。光源の違いによって、かなり浮いているけど、それは今回はおいといて。
大体できている。背景をそれ用にVUEで作れば完璧だろう。
まぁ、わかっていたけど、できたね、うん。面倒くささを除けば、これをobjファイルにしてVUEに持っていってレンダリングすれば、きちんと完成ということになる。今は気力がないので無理。
こちらも同様。
まぁ、できているね、うん。
しばらくマガモのペーターさんをご覧ください。
ペーターさん、色を決めていたなかったのよね。ずっと線画だったから。イメージとしては、白色。人口生命体のドラゴンという設定なので、厳密には羽毛がないです。いるかのような体表面のイメージです。
かもっぽさは、羽の付け根からお尻の先端までのとんがり形状だってことが分かった。羽の名前は忘れたが、足の付け根の所の羽が他の羽よりも長いのでとんがり山になる。尾羽は、飛行中は基本的にたたんでおり、減速時に大きく開くことも、観察していて分かった。無駄知識。
あとはふっくらお腹が愛らしい。あとは大体見た目通りに作ればそれっぽくなったのでOK。
くちばしまで黄色にするともはや「アヒル」なので、とりあえずグレーにした。
額には魔法石が埋め込まれています。線画でも、のほほんキャラだったが、立体にしても相変わらずののほほんキャラだよ、ペーターさん。
ドラゴンではない鳥類のマガモは、羽毛がありますが、羽毛一枚ずつモデリングは無理すぎる。また、マガモの写真を見まくったところ、そんなに1枚ずつ割れるシーンはほとんどない。大体重なっている。なので、翼のイメージができればよしとして、羽全体で作る。手羽先、前腕、上腕に相当する3パーツくらいには、今後分けるかも知れないけど。それ以上に細分化させるつもりはない。無理。
さて、肌以外の色が入ったエレノアさん。初めて瞳に色をIn。碧眼カラーにしたかったのだが、ちょっとくらかった。今のところZbrushで色の調整は無理。塗り変えしかない。だから、肌の色調整を避けるため、白色。Keysyot上で調整。実際はただの平らっぽい面だが、それでも目をかいてしまえば、どの角度でもそれっぽく見える不思議。
ペーターさんの造形で疲れ切ったので、かなり適当一発描きだが、なんとかなった。アニメ顔でありがちなアオリからの顔も破綻していないのは意外。あごのラインとほおの膨らみと鼻の関係が、巨眼のアニメ絵では破綻することが多い。美しくないので、避けられている構図だが、それでも行ける。
なぜだか満たされない
これでついに、念願の小説の挿絵を3DCGで表現できるようになったわけだ。そこを目指して頑張ってきたはずなのである。
だがしかし、なんだか満たされない。あれぇ?おっかしぃなぁ?なぜ?
ペーターさんの造形をみても分かるように、つるんとしたシンプルな形に効率よく作業してまとめることができるようなった、Zbrushであってもね。ブラシを使うとかえって悪い場合や、ブラシでしか作れない造形も適宜選択できるようになった。どんどんモデリングスキルが身についている。
オリキャラに目も入ったし、下手なりに顔も描けるっぽい。
だがしかし、満たされない。なんでだろう。
手間かかりすぎ!
これだぁ。ここまでくるのにどんだけの時間とエネルギーを使ったのか!!!絵ならば既に百枚は描けているだろうに、ってくらい。想像以上に、ハードだった。途中から何がハードで何がソフトなのか忘れるくらい、ハードだったね(笑)
確かに、今後、これらをベースとし、自然風景はVUEで作れば、VUEの風景レベルの背景を描くスキルを得るよりも早いだろう。ワンシーンから5~6カット取れるのも間違いない。
だが、今は空のシーンだからいい。でも、これ、建物に入ったり、村や町のワンシーンだと、どうなるの?建物やインテリアも必要だ。通行人のモブもいる。
…………、小説どころか、ワンシーン用のプロットも書くので精一杯じゃね?無限に広がる「必要なオブジェクトたち」。これはきつい。その向こう側にはパラダイスが、本当にあるのか?蜃気楼ではなかろうか。
キャラ作りは面倒くさい
Zbrush使いなのに、ローポリモデリングのほうが楽しくなってきちゃったw ペーターさんの額の魔法石を加工しているときが割と幸せだった。一方、羽の造形は面倒だなって思った。有機的な造形は、Zbrushユーザーなら楽しいはずの作業なのだが、面倒だと思うことが多い。なぜだろう。性格の問題か。
地球の軌道を大きく回っているうちに、地球の軌道から外れちゃった的な?
一次創作のお絵描き、設定からのストーリー化、小説のための挿絵、そのための3DCGだったが、3DCGに時間とエネルギーをかけているうちに、地球の軌道から外れちゃって、どっか明後日の方向に移動中、そんな感じだ。どんどん地球から遠ざかっている。軌道修正するなら今かも知れないwww
モデリングスキルは役に立つだろうが、今後は、何をモデリングしていいのか分からなくなってしまった。だんだんどうでもよくなってきちゃった。
気分的にはこんな感じ。
しばらくはキャラではない小物を無心に作りたい、そんな衝動がある。ローポリでシンメトリーな何か。
(185回目のnote更新)
読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊