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Blender用アドオン「Retopoflow」の使い方記事の全面改訂完了

(約 1,800文字の記事です。)

Blender用リトポアドオン「Retopoflow」の使い方記事を全面改訂しました。現在の最新版であるRetopoflow Ver.3.2.9用に全ての記事を見直し、旧バージョンまでで大きく変わったところについては書き直しました。


旧バージョンまでの修正

Ver.3.00.0から3.2.0までに大きめのバグや修正があり、当時の履歴としてバグの内容や修正内容を書いた記事がいくつかありましたが、今回の3.2.9では問題なく普通に使える実装になっている部分に関しては、過去のいきさつなどをバッサリと削除し、スッキリさせました。

またボタンUIに関しては3.2.5以降から大きく変わったため、スクショの差し替えなども行ないました。ただしほとんど変わっていない場合には旧版のスクショを流用しています。

高性能化に伴う、最短手順の追記

3.2.9以前では色々と面倒な手順でやりくりしていたことが、最新版ではあっさりできることが増えています。そのため最新版での最短手順による作業についての紹介記事を追記してあります。

印象としては3割くらいが大きく修正された

基本機能の7割はVer.3.2.0と同じだが、3割くらいが改良されている。ボタンUIの追加や変更などが多い。

また機能的には従来バージョンよりも軽くなっている印象だ。これは2.9系から3系で大きく変わったAPIについて「3系のみに特化」してソースを改修した結果だと思う。

個人的に一番気になったのはエッジや頂点の描画色がやや半透明になったこと。でもこれは最終的に「追加されたオプション項目」で半透明具合を調整することでクッキリハッキリと描画させることができた。とはいえ、意図があって半透明具合をUPさせたのだろうから、まずはそのまま使って問題ないだろう。

過去の四苦八苦がワンクリックになっていたり

旧バージョンでどうしても上手くできないことを四苦八苦しながらようやく手に入れたワークフロー、これがVer.3.2.9までの間に「ワンクリック、あるいはワンドラッグ」になっていたりした。それはそれで喜ばしいことだ。ツールの進化。

だがそれに伴う記事のメンテもまた必要だった。あれだけ長々と書いた手順が、まさかのワンクリックやワンドラッグになったわけである。嬉しいのだが、ちょっと残念というか(笑)

でもデジタルツールではそういうことがたくさんある。だからこそ、ワークフローにあまりこだわってはいけないのだ。結果が全て。なので「よりよい結果を最短手順で導き出せること」に価値がある。
途中経過を評価してくれる人は、ほとんどいないと思った方がいい。それを言い出すと、色んな創作で「キリがなくなる」のだ。途中経過に意味があるのは製作者本人にとってだけ、だと思った方がいい。大多数の他人は結果しか認めてくれない

9割方の実践的なオプション設定は解説済み

本当の細かい所を除いて、実践で即使える便利なオプション類についてはRetopoflow全体の9割は解説できた。これは結構なボリュームだった。Retopoflowの公式チュートリアルや公式動画があるが、それ以上に分かりやすく、即実戦可能なレベルで解説できたと自負している。

特に最新版のVer.3.2.9に対応できたことにはかなり価値があると思う。その過程で致命的なバグも発見し、報告し、バグ認定を頂けたので、次のアプデで修正されることだろう。ここでもRetopoflowの堅牢性に貢献できた。

個人的には、これでとりあえずはRetopoflow狂想曲に終止符を打てたことが嬉しい。

乾杯🍺


今回の創作活動は約1時間30分(累積 約3,138時間)
(848回目のnote更新)

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読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊