Tsukasa Jonen

上念 司(ジョウネン ツカサ) 経済評論家。1969年東京都生まれ。中央大学法学部法律…

Tsukasa Jonen

上念 司(ジョウネン ツカサ) 経済評論家。1969年東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年より、経済評論家・勝間和代と株式会社「監査と分析」を設立。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一教授に師事し、薫陶を受ける。

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本日、津田大介さんの控訴が正式に確定。再びカンパ(寄付金)お願いと動画アップのお知らせ

いつも上念司を応援していただいてありがとうございます。 また、前回のクラウドファンディング「風」支援プログラムでは2300万円超のご支援本当にありがとうございました。 前回資金集めを行った津田大介氏との裁判は今年4月26日に一審判決が出ました。結論的に言うと私の実質勝訴でした。私がそう主張する理由はこちらは簡単です。津田さんが問題視した8つのツイートのうち7つは問題なしと認定され、1つだけが引用方法が雑だったので誤解を招くとしてアウト。つまり私の言動そのものに名誉棄損は認定

    • 「軍部なるものが嫌がる人々を無理やり戦争に追いやった」というナラティブを打破しましょう

      今日は終戦の日。なぜ我々は対米開戦を決断し負けたのか、正しく理解し失敗を繰り返さないことが大事。そのためには、「軍部なるものが嫌がる人々を無理やり戦争に追いやった」というナラティブを打破する必要があります。多くの人が対米開戦を希求し、真珠湾攻撃で快哉を叫んだ。これが事実。 なぜこんなことになってしまったのか? その原因の中で一番大きなものが「経済失政」です。 詳しくはこちらをお読みください。 経済で読み解く日本史 大正・昭和時代 上念司 (著) https://amzn.

      • ポリタスTVやThe Newsでご活躍の津田大介さんと上念司のTwitterに関する訴訟。裁判でどのツイートがセーフだったのかを完全解説!

        歴史的判決を解説いたします。この動画を見ればなぜ私が「実質的勝訴」を宣言したのか完璧に理解できるでしょう。ぜひ最後までご覧ください!

        • MBSラジオ「ええなぁ」で発言した内容の説明と取材もせずに記事にした共同通信への抗議

          あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ! おれは朝鮮総連から在日の子供や生徒さんの人権を守れと言ったら、いつのまにかそれをヘイトスピーチにされていた。そして、一切取材を受けてないのにそれが共同通信や朝日新聞によって記事にされていた。 な… 何を言っているのかわからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった… 私の言いたいことをポルナレフに代弁してもらいました。 MBSラジオの「ええなぁ」という番組で私がコメントした内容を正確に文字起こししたものがあります。まずはこち

        本日、津田大介さんの控訴が正式に確定。再びカンパ(寄付金)お願いと動画アップのお知らせ

        • 「軍部なるものが嫌がる人々を無理やり戦争に追いやった」というナラティブを打破しましょう

        • ポリタスTVやThe Newsでご活躍の津田大介さんと上念司のTwitterに関する訴訟。裁判でどのツイートがセーフだったのかを完全解説!

        • MBSラジオ「ええなぁ」で発言した内容の説明と取材もせずに記事にした共同通信への抗議

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        • お知らせ
          2本

        記事

          新たな訴訟に対するカンパを募集します

          いつも上念司を応援していただいてありがとうございます。 また、前回のクラウドファンディング「風」支援プログラムでは2300万円超のご支援本当にありがとうございました。 後述いたしますが、津田氏との裁判に関しては来年4月に判決が出る見込みです。 さて、すでにご存じの通り、私のことをレイシストと罵った音楽評論家の高橋健太郎氏(被告代理人は「あの」神原元弁護士)に対して訴訟を起こし、東京地裁が以下のような判決を下しました。 令和2年ワ20124 原告 上念司 被告 高橋健

          新たな訴訟に対するカンパを募集します

          桂ハリマン協定が締結されていれば日本の近現代史は大きく変わっていた

          ロシアとウクライナが戦争始めそうなこのタイミングで、かつて日本がロシアと戦ったときの戦後処理についてのお話です。 まず大前提として、日露戦争に日本が勝てた理由はご存じですか?大和魂で?日本民族の優秀性?それらの要素がゼロだったとは言いません。しかし、それは勝利の要素としては小さい。一番大きかったのは大戦略の違いです。ロシアは一国で戦争しました。日本が小国だとナメてたんです。ところが、日本は同盟を組んで戦いました。ご存じの通り日英同盟がありましたよね。さらに同盟は組んでないん

          桂ハリマン協定が締結されていれば日本の近現代史は大きく変わっていた

          上念司チャンネルの切り抜き動画企画は2021年12月15日をもって終了しました

          2021年12月15日をもちまして、切り抜き動画の企画は終了しました。新規の募集はありませんので、今後は許可なく切り抜き動画をアップしないでください。 この企画への参加を目的に2021年12月15日までに制作した動画については削除しなくて結構です。仮に収益化に成功した場合は制作した方が広告料を得ていただいて構いません。 短い間ですがご協力いただいたクリエイターのみなさまありがとうございました。引き続き上念司チャンネルのコンテンツでお楽しみいただければ幸いです。今後ともよろ

          上念司チャンネルの切り抜き動画企画は2021年12月15日をもって終了しました

          視聴者の会に関する百田尚樹さんとのやりとりについて。

          既に臨時総会招集の投函をしており、百田尚樹氏にも臨時総会の開催を伝えているので、本来ならば総会にて行うべき意見表明なのですが、Twitter等で視聴者の会の信頼を更に毀損する憶測が飛び交っており、このままにするわけには行きませんので、こちらを投稿させていただきます。お付き合いください。 1月14日の有本香さんよる不適切なツイートで、視聴者の会の名誉と信頼は傷つきました。本来なら有本さんに自制を求め、事態の収拾を図るべき代表理事、百田尚樹氏はむしろこの問題を煽り、事態を収拾す

          視聴者の会に関する百田尚樹さんとのやりとりについて。

          視聴者の会について百田尚樹さんと有本香さんへ

          1月14日に有本香さんが、視聴者の会の名誉と信頼を著しく傷つけるツイートをしてから4日が経過しました。その後、有本さんから全く回答がありません。 私の正直な気持ちを書かせていただきます。 ハッキリ言って、これ以上有本さんと一緒に活動を行うことはできません。なぜなら一連の行動、言動が全く信用できないからです。 一般社団法人はメンバーの信頼関係によって成り立っております。今回の一連の行動、言動はその信頼関係を不可逆的に破壊する暴挙でした。もう失われた信頼は元に戻りません。

          視聴者の会について百田尚樹さんと有本香さんへ

          視聴者の会に関する有本香さんの事実誤認や切り取りに対する上念司からの反論

          有本香さんによる1月15日夜の長文ツイートの内容に事実誤認、切り取りなどが散見されるため、以下逐条的に反論させていただきます。< >内は有本さんのツイート、→以下が私の反論です。 視聴者の会の理事は皆無報酬 <《再掲》「視聴者の会」以外にも複数の団体の理事を頼まれ引き受けていますが、何れも無報酬です。> →私も同じですよ。視聴者の会は全員が無報酬です。なぜその事実を隠しますか? 視聴者の会の理事の活動における役割 <私のような者が理事となる場合に果たしうる役割は、いわゆる

          視聴者の会に関する有本香さんの事実誤認や切り取りに対する上念司からの反論

          有本香さんの視聴者の会に関する活動実績の分析について

          有本さんは一連のツイートでご自身が視聴者の会の「広告塔」であり、会の活動を「モニター」していると発言されております。その実態について客観的なエビデンスを示しておきたいと思います。まず以下の発言に対する反論からです。 視聴者の会のような団体の理事を引き受けた場合、私自身のビジネスへの利益誘導も行いません。例えば、私の本業たる企画会社で視聴者の会の業務を請け負うことは致しません。 確かに、一切ご協力いただいてないですね。報道監視レポートの作成にそのリソースの一部でも割いていた

          有本香さんの視聴者の会に関する活動実績の分析について

          有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(5)

          「⑤この会を引き継ぐさいに、元代表呼びかけ人のすぎやまこういち先生から託された思いを踏みにじっている」ことについて 2017年7月、代表呼びかけ人のすぎやまこういち先生と事務局長の小川栄太郎氏が退任し、現行の体制に移行しました。この時、実は金銭トラブルがあったことは後に公開情報となります。この件に関する視聴者の会のプレスリリースは以下の通りです。 百田尚樹チャンネルで申し上げました通り、椙山氏(すぎやまこういち氏)と小川氏(小川榮太郎氏)の間で、運営に関するトラブルがあっ

          有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(5)

          有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(4)

          「④公開の場でこのような発言を行ったことで、視聴者の会の信頼を大きく傷つけている」について 有本さんは、これまで指摘した①~③の行動、言動により視聴者の会の信頼を大きく傷つけました。この点についての反省は全くありません。発端となった14日のツイートに続けて次のように発言しておりますが、15日夜の長文ツイートでもこの態度は基本的に変わっていないことが確認されました。 いいえ。特に支障は感じていません。団体の理事が仲良しクラブである必要はないですから。 有本さんは正当な「モ

          有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(4)

          有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(3)

          「③視聴者の会と直接かかわりのない個人的な意見の対立を持ち込んでいる」について 昨年1月からの武漢肺炎のパンデミックを巡り、私と有本さんの意見が対立していることは周知の事実です。また、最近ではアメリカ大統領選挙を巡る問題でも意見は一致していません。視聴者の会の理事が100%意見を一致させる必要もありませんし、意見が対立して議論をすることはむしろ民主主義の健全な発展に大きく貢献すると思います。 しかし、有本さんの最初のツイートは掛谷教授のアメリカ大統領選挙を巡る以下の発言を間

          有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(3)

          有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(2)

          「②会とは直接のかかわりのない筑波大学掛谷英紀教授に極めて不名誉な濡れ衣を着せている」について 本件のきっかけとなった1月14日のツイートで、有本さんは「この方ら(筑波大学の掛谷教授)の研究費(左翼に関する研究)に差し上げてはどうかとの提案が上念さんからありました」と書いています。まるで私が友達の掛谷教授にお金を渡そうとしたとも取れるような極めて微妙な内容です。 なぜそう解釈できるかというと、私からの一連の指摘を受けて、1月15日の夜の長文ツイートではニュアンスが大きく変わ

          有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(2)

          有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(1)

          「①事務局長である私が会の目的とは違う事業に資金を流用する提案をしたという虚偽の事実を摘示している」について 有本さんは「経緯は不明ですが、会の利益を、この方らの研究費(左翼に関する研究)に差し上げてはどうかとの提案が上念さんからありました。私が反対して潰れましたけど。皆様からの寄付金を別目的に流用などできないと思いましたので。」と明確に述べております。私の提案を目的外の流用だと決めつけ批判していると取れます。 ツイッター上でも反論した通り、これは事実を捻じ曲げる内容であり

          有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(1)