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自分のことばで話すことが最初の成功体験


こんにちは、企業変革コンサルタントの小野司です。

QC活動、働き方改革、企業変革活動に取り組む若きリーダーさん、経営者様に、活動のヒントをお届けしています。

QC活動等で最も大切にしていることの一つが“ことば“です。

活動で現場が変わってゆきますと、メンバーの発言、“ことば“が変わってきます。

前向きな発言の比率、仲間との連携(助け合い)に関する発言、小さなチャレンジに関する発言が増えてきます。
また、日常業務でことばの少ない方、新人さんや若手から、いい発言が生まれたりします。

これは活動の初期でも同じです。QC活動等では最初の成功体験作りを重視します。その成功体験は、多くの場合、ことばから生まれることが多いです。

前向きな発言が生まれ、それを行動に移してみて、ちっちゃな成果が生まれる、ということがあります。一方、行動して成果が出るから、ことばか変わるという側面もあるかと思います。

これは、ことばが先か行動が先かという論点なのですが、、
私の支援企業での体感ですが、、7〜8割はことばが先のようです。

変革リーダーのみなさまは、早く活動が進んでほしい、変革が思うように進まないと感じる時もあるかと思います。そのような時は、現場のメンバーのことばが変わっているかに着目します。

そして、メンバーが自分のことばで話し始めた時こそが、最初の成果になります。リーダーはこの成果を大事にして、現場の成功体験に変えてゆきます。

もちろん、自分のことばで話すためには、自分の頭で考えることがポイントになります。それにつきましては、拙著『ちっちゃな「不」の解消から始めるカイゼン活動』p92をご参照ください。

みなさまの参考になりましたら、ありがたく思います。

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