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コンデジでも良いと思ったけどそうじゃないかも

徳之島からのふるさと納税のめちゃくちゃ美味しそうな返礼品が届いたので記念に写真に撮ってみたらコンデジでこの質感を出せたかなと疑問が湧いてきて、やっぱ1型センサーとはいえフルサイズセンサーと比較するとやっぱ違うなと思うけど、写真って全部が全部自分が求める質感っていうか精細さと画質っていう部分っていうか、凄い高い位置での画質なんてそこまで求める必要あるのかなっていう疑問はあるものの、カッコイイ写真にしたいと思う時はやっぱ画質とか質感とか追求したくなっちゃうけど、とか色々頭の中が錯乱寸前まで考えてみると、まずは写したいと思ったものが写っていると言う事が最優先で質はその後だよね。

それに僕がもう2年近く使ってるEOSRPもボディ内手ブレ補正がないとか安いカメラとかなんだかんだ劣等感を自分に対して自分で課していたような気がしてきて、コンデジ1台あれば良いんじゃないかというところまで行くと、ボディ内手ブレ補正が無いEOSRPでも夜の街をメインに撮りたくなる僕でもフルサイズセンサーで更に巻き餌レンズとか馬鹿にしたように言われるRF50mmf1.8でも必要十分というか、そもそも原点回帰として考え直してみればiPhoneのお陰で写真撮ることの楽しさが何倍にも加速して十何年かぶりに一眼カメラを使い始めて撮ってても、やっぱりあっちのカメラの方が良いかもとか、あのレンズ使ったらもっと良い写真撮れるかもとか、そういうまやかしみたいな変な錯覚に囚われていたのかもなと気付いたよね。

カメラを変えようがレンズを多少グレードの良いレンズに変えようが見ている人間の感覚が変わらなければ大差無いと自分の中で解消できたかも知れない。

でも、そんな事を考えるのは趣味の世界なのでそこまで金をかけたくない心理が働いていて今ある道具で納得出来るように自分とどう折り合いを付けるのかという事だけど、金額の高い道具を使った所で自分が納得出来る写真がどこまで撮れるのかは自分次第で、そうなってくるとそれはもう道具がどうのこうのではなく自分の技術の領域になってくるのではないかなと思っている次第です。

カメラとかレンズをコレクションするのが主体なら欲しい物を買い漁れば良いけど、写真自体の納得感みたいなものが最優先であるならばどんな道具を使うかは二の次だなと。

それを言うなら構図とかどの角度からカメラを構えるかとか、手ブレしないようにどれだけ体を固定出来るかとかそっちの方がどんな道具を使うかよりよっぽど大切な事なんじゃないかと気が付き始めたし、それに写真が好きになればなるほど撮りたいと思う写真は最近流行りの『映え』とは掛け離れていくのが分かったのです。

富士フイルムのカメラが欲しい欲しいって思ってたけど、今持ってるカメラで必要十分だとようやく分かりましたね。

マジで本当にそう思いますよ。
なんでこんなに高騰してるの?っていうカメラを苦痛を感じながら大金払う必要なんて全く無いなとそう思います。

皆が欲しがる、供給が追いつかない、価格が高騰するなら、今持ってるカメラで写真を撮るというカメラの本義は十分果たせている事をちゃんと分かったような気がします。

でもそれは、コンデジ1台あれば良いじゃんという思考になったからこその今持ってるカメラで良いいじゃんっていう思考なんですよね。

今持ってるカメラに不満が出てきたら、原点回帰としてiPhoneで撮るより全然綺麗だよねって思い出せば全て解決しました。

この写真撮れて新しいカメラ要らないなって思えた。

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