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どんな状況でも


たまに社会人芸人の方のライブに呼んでもらうことがある。
学生芸人の方とライブで一緒になることが多々ある。
僕たちもお坊さんをやりながらなので半社会人芸人(反社ではない)になるとは思うけど社会人や学生の方みたいに週5で仕事や授業があったり、残業やテスト勉強があるわけではない。
かなり芸人の方に集中できる環境にいる。

でもライブで負けることや、僕たちより全然ウケていることが多々ある。
これは本当に情けないことで、才能の差と言ったらそれまでなのだけれど。
確実に僕たちよりライブ数やネタを合わせる時間が少ない中で僕たちよりいいネタを作り、やっている。

これがとても悔しい。ネタを見ていても想像力と創造力の差を感じてしまう。
ネガティブスイッチが思いっきり押され凹んで壊れて戻らなくなる。
しかもそのスイッチを押すのはいつも自分だ。

どんな状況でも、どんなに時間がなくても少ない時間で集中し質の高いものを生み出せる。それが本当に好きな人のとる行動なのか。
もしくは趣味やサークルという少しリラックスした状況が生み出すのかはわからない。
環境は関係あっても、状況は関係ないということがわかった。

この文が上から目線のようになってしまっていたら申し訳ないのですがどうしてもその気持ちから脱却できないので試行錯誤して文章を書いています。

人は人、自分は自分。
自分のやりたいようにやる。
人と比べない。

こうして言ったり書いたりするように簡単に気持ちを切り替えて、気にしなくなれればいいのだけれど。これが本当に難しい。
しかも比べなきゃいけないし、比べることが一つのエンタメになっている世界に身を置いているのでこれは避けられない。

ただ気持ちの切り替え方を僕は一つだけ知っている。
それは舞台に立ってウケるか、いいネタを書けるか、何か自分の自信となる出来事を自分で起こすこと。自分で掴んだという実感を得ること。

舞台に立って滑るリスクも、ネタが何も思いつかないリスクもある。
でもリスクを取らないとずっとネガティブスイッチは押されたまま戻らない。

この繰り返し。なんとかネガティブスイッチが戻る出来事が7.8年起こり続けているのは本当に運がいい。有難い。売れてないけど有難い。好きなことを続ける。それだけでも本当に運が良くないとできないことなんだなと思った。

ネガティブな文になると思って書いていたら自分は運がいいことに気づいた。
これは本当に運がいい。書いてよかった。

少しネガティブスイッチが戻りそうな予感がある。有難い。
あとはネタを作って、ライブに出て、ウケて、平場で前に出る。芸人として当たりまのことを当たり前にやるだけ。


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