筆者は２０２１年から現在まで約３年間、漫画を個人で連載しています。

自分は専業ではなく、他の仕事をしながら漫画を描いているため、
中々思うように時間が取れないのですが、
忙しいながらも毎日1ページでも仕上げていくために、描くことを習慣化することにしました。

山あり谷ありの約３年間、漫画を継続して描いてきたのですが、２０２４年が始まることもあり、今まで自分が心がけてきたことを、こちらの記事にまとめてみます。

（１）時間の使い方

■同じ時間に作業する

毎朝、お昼時間、寝る前等決まった時間に作業をします。
気が向いた時間に好きなだけ…だと、
自分の気分で描いたり描かなかったりと、ムラができてしまい、
あっと言う間に時間がたってしまうので、気が向かなくても何か作業する習慣をつけています。
これは、毎日作画するという意味ではなく、
空き時間にアイデアやストーリー等を考えてメモすることも含みます。

■短時間でも描く

１分でも良いので机に向かう。仮に１分でも０ではないので、少しでも作業やった気分になります

（２）作業工程を分割する

■プロットからストーリーまで

きちんとプロットを作り、ストーリーの見通しを立ててからネームを作ります。
自分の場合ノープランでネームを書きはじめると収拾がつかず遭難してしまうので、ある程度先までストーリーを考えておきます。
（後からネーム直すのは大変なので、直しが少なくて済むように、かなり先まで構成を考えます）

■ネームを大量に書き溜める

ネームとは作画の前に作る漫画の設計図のことです。ネームは粗があってもとりあえず高速で書き溜めます！
ネームさえあれば、後は作画だけなので精神的に楽です。

ストーリー＋作画を同時に進行し、その場で考える状況になってしまうと精神的に負荷がかかり、次第に描くのが億劫になってしまうという、過去の経験があったので、このような方法にしています。

この状態は、自分で原作者パートと作画パートを意図的に作ってるわけですね。

（３）作画で自分を追い込まない

■気分が乗らない時は単純作業

単純作業じゃないとやる気出ない日もありますよね…

■作画が難しいページは簡単な所からやる

絵の難易度が高いページの中から作画が簡単そうなコマを見つけて、そこから始めたり、単純作業をやってとりあえず空白をうめます。
そのような作業を繰り返し、白い部分が減っていくと、なんということでしょう…
難しいシーンの作画が簡単に見えてきました！何か、これぐらいなら、描けそう！と思えてきます（←完全な錯覚）

■画力が追いつかなくても気にしない

思った通りのシーンが描けなくても、月1〜２回の更新を優先。画力が追いつかない所は電子書籍にするときに、未来の自分が直してくれるはず！と、ごまかしてとりあえず完成させます。

画力に関しては作者が考えるよりも、読者は気にしてない気もします…
（明らかな作画崩壊や手抜きは別ですが…）

読者は多少の作画の粗さよりも、定期更新されない方を問題と感じている…はず！きっと！

（４）その他

■体調悪いときは休む

上を色々やってても、頑張れない時は休みます。休むのも大事。

■Ｘ（Twitter）は頑張らない

漫画描く人はＸで宣伝を頑張らないといけないのは理解しているのですが、自分の場合は漫画描くだけで今のところ精一杯なので無理しません…

Xは創作者同士ではわりと互助会的な繋がりが作りやすいのですが、
そうではない読み専・ライト層の方にリーチすることが自分の長編漫画では、かなり難しいと思ったんですね。
創作者の枠の外側の層にリーチするには、バズるタイプの漫画を研究し、Xで読みやすい短編漫画を定期的に発信していかなければなりません。

しかし、そこまで手を広げると疲れてしまって続きそうにないので、
Xはお知らせと生存確認用として、最低限やるということに決めました。

幸い、他の投稿サイトでも宣伝活動を行えるため、SNSで足りない発信力は他の投稿サイトで補っています。

おわりに

長く続けるためには、無理をしないことが大事です。時間と体力のリソースは限られているので、頑張れるところは頑張り、負担が重い所は無理をしない。
長距離マラソンを全速力で走っても途中で息切れしてしまいますので、これからもマイペースに漫画を描いていけたらいいなぁと思います。

とりあえず、２０２４年の目標は６巻と７巻を出すことです。今年も頑張ります。

（余談）
ちなみに、noteにはあまり漫画は置いてないのですが、単純に現在描いてる漫画がnoteの読者層に合わないかな？と思ってのことです。
現在、noteは創作関係の記事や雑記を置いてます。

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