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順張り?逆張り?どっちにする?

トレード手法を検討していると「順張りでトレードすればいいのか?」、「逆張りでトレードすればいいのか?」を迷う時がある。一般的には順張りはローリスクであり、逆張りはハイリスクと言われる。相場の格言にも「落ちてくるナイフは掴むな」とあるように、逆張りは大きな損失を被る可能性が高くハイリスクだ。SMBC日興證券によれば各用語の定義は下記の通り。

順張りとは多くの買いが集まって株価などが上昇しているときに買うこと言い、逆張りとは株価などが下落しているときにあえて流れに逆らって買うことを言う。

定義だけではいまいち良く分からないので、最近のドル円のチャートを見ながら考えることにする。

(1)4時間足
ぱっと見で下落基調だとわかる。しかし直近では正月に付けた106円を底にジワジワと上昇してきている。108円台半ばより上では戻り売りをしていきたい局面だ。ここで売るのは逆張りなのだろうか?


(2)1時間足
ちょっと高止まってる感じがあり買うには迷うところ。下げ始める直前という感じもあるけど、短期移動平均線はまだ上向きであり、ここで売りポジションを持つのは逆張りなのだろうか?


(3)15分足
だいぶ上値を抑えられている。この日は雇用統計があったので様子見も多いのだろう。短期の移動平均線も下向きになりつつ、ここで売るのは順張りと言ってもいいのかもしれない。


それぞれのチャートを比較すると、同じタイミングで売っていても、どの時間の足を見ていたかで「順張りで売った」と言い張る人もいれば、「逆張りで売った」と言い張る人も出てきそうだ。順張りのつもりで売ったのに、実は逆張りで売っていた人もいそうだと言える。

そう考えていくと秒足〜月足まで含めた下がり始めた1秒を捕まえた人だけが「順張りでトレードした!」と言っても良いことになるが、それだと順張りのチャンスは限定的になり過ぎてしまう。どんな条件を満たせば順張りトレードと胸を張って言えるのだろうか?

正直言うと良くわからない。トレードをやり始めて数年経つが、何をどうしたら順張りと言っていいのか?どうした時に逆張りのトレードになるのか?それらを満たす条件を明確に言葉に出来ない。「順張りでトレードしなさい」って簡単に言ってくれるけど、具体的にどんな条件を満たせば順張りになるかをハッキリさせるのは難しい。

とはいえ、実際にトレードをする時はそんなに深く考えない。きっとトレードには割と曖昧なところがあるから、自分がトレードしようと見ているチャートで順張りだと思ったら順張りだし、逆張りだと思ったら逆張りなのかなと思う。

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読んで頂きありがとうございます!18/09/11からnoteを書き始めました。ブログを書くのは初めてなので読みづらい点あるかと思いますがよろしくお願いします。