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星空案内人

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モノゴコロついた頃から空を見上げるのが好きだった。 星を撮る。星を眺める。星を案内する。気が向けばとある場所で案内してマス。
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記事一覧

月が立つ

星空案内人と化したある夜。 月を眺めていましたら、こんな事を思いました。 「1日」 を 「…

月のしずく
3週間前
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パンツの色

昨年の夏、感慨深い思いにさせてくれた本があります。 「この夏の星を見る / 辻村深月;著」 …

月のしずく
1か月前
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星空案内前夜

小学校の卒業文集に「天文学者に俺はなる!」と書いた。 まるでルフィの言葉、まんまではない…

月のしずく
1か月前
8

春のはじまり 冬のおわり

春の訪れとともに体調が回復しつつある今日この頃。 おおよそ一ヶ月ぶりにボランティアスタッ…

月のしずく
1か月前
8

晴れ、時々幸せ

こどもたちに喜んでもらえそうだと思って鬼のツノを購入しました。 節分のためにと思って購入…

月のしずく
3か月前
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成し遂げたい10のこと[3/10:天文・天体]

趣味の天文学と天体写真(星景・星野写真・動画作成)に今年はちゃんと取り組んでみようかなと…

月のしずく
4か月前
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(仮題:プロローグ)

キッカケが何だったのか思い出せない。 ただそこに美しいものが広がっていたから、という記憶だけが頭の片隅にある。 朝焼けや夕焼けが美しいと感じるのは本能なのか。 夜が明ける前の静かな朝、茜の空。 都会の喧騒が和らぐ夕暮れ、群青の空 ボランティアスタッフとして星空案内人を任されて一年。 天文台を訪れるたくさんの来館者とお話させて頂きながら気づいた事がある。 雲の間に間に光る星を見つけて「あったー!」と園内に響き渡る声。 街明かりに抗う星たちを探そう大作戦。 「あれ、UFO