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2024年冬、蟹への苦手意識を克服する旅を計画した

「好き嫌いがなくてうらやましい」と言われることが多い私だが、実は、魚介系には苦手意識を持っている食材が3つあった。

(1)生牡蠣が食べられない
(2)ウニがおいしいと思えない
(3)蟹を食べるのが面倒くさい

以上の3つである。
実は3つのうち生牡蠣とウニについてはわりと最近になって克服している。
子供の頃から「美味しんぼ」という漫画の読者だったのだが、あの漫画では苦手な食材、苦手な料理がある人が登場すると常に
「本当においしい○○を食べていないから苦手なんだよ!」
という理由付けをし、克服させようとするのだ。
漫画なので当然、計画通りに「本当の○○ってこんなにおいしいのね!」という流れで登場人物は苦手食材や料理を克服するのだが、実際にはそううまくはいかないことのほうが多いだろう。

しかし、もしも「本当においしい」物を食べることによって苦手意識がなくなるのならばそんなすばらしいことはない。
そして生牡蠣とウニについてはそれらの産地に旅した際に、美味しんぼ方式で苦手意識をなくすることができたのだ。


生牡蠣が食べられるようになった宮島への旅

生牡蠣を食べに行ったのは広島県の宮島だ。
もともと私は、牡蠣が食べられないわけではなく、味は大好きなのだ。宮島に行ったのも初めてではなく、前にも行ったことがあって焼き牡蠣や牡蠣めしなどをめいっぱい食べて気に入ったので再訪した。

宮島の「牡蠣屋」の牡蠣屋定食

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