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「つくねと推しの草たち〜世界で一番いらんランキングを添えて」の話

誰しもいると思う。

「推しの雑草」が。

え……
おらん?
待ってちょっと。

や、本当に。
意識してないだけで。
いるハズなんだ、あなたにも。


タンポポとか綿毛とか……
カワイイじゃろ?

名もなき(ように思われがちな)草じゃけど……
なんの主張もしない草たちじゃけど……



すげぇ主張してた

むしろこの新緑の力強さにwww草ボーボーwww

「君この生命たちをどうにかし給へ」
 
って願っている人もいるかもしれないけれど。


「雑草などというものはない」

という言葉を
だいぶ前に「昭和天皇物語」で読んだ時は


「確かに……そりゃま、そーですな」

と思った位だったのに。
つくねがお庭で緑と戯れ始めて、はや10年。

それこそ、ぺんぺん草も生えやしねえ
砂&石オンリー空間から
緑溢れるお庭へと進化を遂げた。
 
そして……
雑草も溢れるのは必定なのであった。

とかくに春夏は草と闘う事になりがち。

草抜き
草取り
草むしり

「面倒くさい」

と思われるこの作業。
無心になり、草を引っこ抜く作業……
己が割と好きな事に気づいた。


つくねの愛読書。
ねむようこさんの愛に溢れた、めくるめく雑草ライフ。
この本に出会い、ますます草たちが好きになった。


ここで。
つくねの好きな草ランキングベスト3の発表をしたい。
(いらんな?私が一番そう思ってるよ!)

第3位 マツバウンラン


マツバウンラン 
(松葉海蘭、学名: Nuttallanthus canadensis)ゴマノハグサ科(オオバコ科)の一年草または二年草。
葉の形が松葉、花がウンラン に似ていることからこの名がついた。
国立環境研究所の「侵入生物データベース」にも載っていて、繁殖力が強いので、雑草扱いされがち。

花言葉「輝き」「喜び」

すごい可愛くないですか……
カッコ良さの中に可愛さが共存していますもの。
しゅっとした茎に小さい薄紫の花。
この子が生えてると……

「あああ……抜きたくない……でも。うーん……」

ってなってしまう。


第2位 

アメリカフウロ

(亜米利加風露、Geranium carolinianum)は、フウロソウ科フウロソウ属の雑草。北アメリカ原産の帰化植物。



花の愛らしさもさることながら、実のフォルムの何と個性的である事かっ!
いや、どういう構造?
私がデザインするとして、こんなん…… 
思いつかんもんね!
すっげーな、神さま!



第1位

ナガミヒナゲシ


超強い外来種。
ケシの仲間ですげぇ繁殖力なので
出来たら駆除してほしいかなー……
という自治体も多い様子。

ヨーロッパ地中海沿岸を原産とする一年草で、5月頃にオレンジ色の花を咲かせるケシ科の植物です。この植物は、1個体から最大で約15万粒もの種子が生産されることや、根から、周辺植物の育成を阻害する作用を持つ成分を出すことが知られており、爆発的な繁殖や他の植物の生育阻害などの影響が懸念されています。

でも……
この可憐さはな?
理屈じゃないじゃないの。

ナガミヒナゲシを見るとめっちゃ春を感じるんだけどな。

我が家ではしばらく愛でた後で
然るべき措置を粛々と行う。


そう言えば。
死んだおばあちゃんが花の図鑑のあるページに

「邪魔者扱いしてゴメンね」

と花だか草だかに対して書いてるのを見て

(な……草花に対してゴメンとか……何で?)
 

と思っていたが、今は少し分かる。

(オマエ自身に罪はないんだがなー。とは言え来年もまた会うだろう)

と思いを馳せながら、涼しい顔して今日も引っこ抜く。


今宵も8:30〜スタエフやりまふ。


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