こんにちは、IR担当の立山です。
（新卒入社5年目でカウカモ事業の事業推進を経て、今期からIRを担当しています）

本日、2023年7月期通期の決算発表をしました。
以下のとおり、弊社ホームページに決算関連の書類がアップされています。

本決算の内容の詳細については、決算説明会資料をご覧いただければと思いますが、本noteでは、決算をA4一枚にまとめた決算サマリーのご紹介や、決算説明会資料の中からピックアップした概要をご説明します。

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0．決算サマリー

ツクルバ2023年7月期通期決算をA4 1枚にまとめています。一番簡潔に通期決算を把握したい方や、お客様に手短に決算の内容を説明したいIFAの方、セールスの方などはこちらをご利用ください。

1．決算ハイライト

第4四半期は、売上高・売上総利益ともに最高値を更新し、黒字転換しました。

2023年7月期通期では、事業成長の継続とともに、2022年2月から取り組みを開始したコストマネジメントの順調な進捗により、期初の業績予想を超過して着地することができました。上方修正も行っていますので、詳しくは、8月のMonthly Reportをご参照ください。

2024年7月期通期については、全社生産性の向上を推進し、営業利益の確実な創出に注力します。また、7月のMonthly Reportでもお伝えしましたが不動産企画デザイン事業の譲渡を予定しており、不動産企画デザイン事業を調整すると、売上高+35%増、売上総利益+15～23%増を見込んでいます。

2．事業KPIの推移

2023年7月期は、期初方針に基づき、売/買両サイドでのGMV拡大と、構造的なテイクレート改善の継続推進に取り組みました。GMVは過去最高値を記録し、テイクレートは前年同期比で微増にて着地しました。

事業KPIの各数値は決算説明資料P11に記載されています。こちらの内容をエクセルにまとめたFACTSHEETも当社IRウェブサイトで開示しておりますので、分析などにご利用いただけますと幸いです。

3．業績予想

通期業績予想としては以上の通りですが、2024年7月期は、
「中長期の持続的な利益成長を見据え、営業利益の確実な創出に注力」
する1年と位置付けています。

全社的な生産性向上に注力するとともに、買主サイドを中心とした既存サービス改善によりGMVを拡大し、売主サイドを中心に「構造的なテイクレートの改善」を継続推進します。

4．中長期の財務方針

中長期的な財務方針としては、既存事業の収益性改善による創出キャッシュフローを基に、顧客価値向上と競争優位確立に向けた再投資を行うことで、
持続的な利益成長を実現します 。

具体的には、2024年7月期の生産性向上を経て、既存事業へのリソース投下を再開し、2025年7月期以降は売上総利益の高成長を継続します。
また、営業利益に関しては、期中の投資を行ったうえで、毎期増益を継続する方針です。
投資の観点では、主に営業キャッシュフローと有利子負債による資金調達を活用し、中核事業の競争優位確立に向けた投資も継続します。

5．ガバナンスの強化

2023年10月27日開催の第12期定時株主総会における決定を前提とし、当社は監査等委員会設置会社への移行を予定しています。これにより、監査・監督機能の強化を図るとともに、ガバナンス体制をより一層充実させ、更なる企業価値向上を図ります。

また、監査等委員である取締役として西浦氏、小林氏、石本氏3名の新規招聘を予定し、意思決定における速度・質の向上を実現します。

6．編集後記

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
IR担当の立山です。

今回の2023年7月期通期決算では、第4四半期で売上高・売上総利益ともに過去最高を更新し黒字転換しました。また、2024年7月期については売上高+35%増、売上総利益+15～23%増を実現しつつ、中長期的な持続的成長を見据えた営業利益の確実な創出を最重視して、今期も全社一丸となって取り組んでまいります。

また、2025年卒の新卒採用から採用規模を大きく拡大することを決定し、30名程度の採用を目指します。今後さらに事業と組織を拡大していく中で、新しいポジションも生まれ、成長を牽引する中核人材がこれまで以上に必要となります。私も新卒なのですが、新しく仲間になってくれるメンバーと一緒に、ビジョン実現へ向けてさらに力強く進んでいきます。

詳しくはプレスリリースをご覧ください。

今期も、多くの投資家の方にツクルバの魅力を知っていただけるようIR活動に邁進してまいります。
引き続き、応援のほどよろしくお願い申し上げます。