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【最終報告書】みんなでつくる「豊かなまちづくり」に、私のできることで役に立てたよ〜!って話

この実験は、新しい働き方LABの研究員第3期生としての活動内容です。


◆ わたしが指定企画でやりたかったこと


わたしがこの半年、指定企画を通じてやりたかったこと。

それは自分の夢中を通じて、なにか、街の役にたてるのだろうか?

…ということです。
ゲーム部のMTGを重ねて出てきたことは

みんなと一緒につくれたら最高。というキーワード。

blenderをつかって

なにかしらゲーム要素のあるものを

みんなと一緒につくる

こみやさおり指定企画計画書より


この半年間の活動で、
私はthe Port kakegawaメンバーと共に、
このゴールを達成することができました!!!!



この記事では、
なにを達成できたと感じたのか、
また今後はどうしていきたいかなどについて
書き進めていきます。

◆ 達成できたこと

「豊かなまち」を目指す上で、
「人のあたたかさ」というのは、とても大きな数では見えないポイントだと思うのです。

こみやさおり指定企画計画書より

まさに、この「人のあたたかさ」
指定企画 the Port kakegawa ではこれを体感しました。

シモカタさん率いる、わたしたちゲーム部は
掛川百鬼夜行に向けて夏以降
ARゲームを作るということを目標に置いて進みました。


当初、自分でアプリを作らなくちゃならないのだろうか…

断言できる。絶対にできない。

そう思っていました。
さらに、私も含めメンバーはそれぞれが忙しく、
後ろ倒しになっていく計画表。


それをひっくり返してくれたのが、
palanAR さんの存在です。

アプリをインストールするのではなく、
ウェブ上からアクセスしてARを表示できるシステム。
これによって、大幅に制作コストが縮まり、
特別な知識のない私でも実装可能になりました。
さらに音楽をつけたりいろんな演出も!!

これは、もしかしたらできるかもしれない!?

そう思ったらとってもワクワクしてきました。

しかし、ゲーム部に3Dオブジェクトを作れるのは私だけ。
掛川に関する11体の妖怪を作るとなると人手も時間も足りなさすぎる。

…とはいえ、せっかくの百鬼夜行での開催許可をいただいた状況です。

1体だけお化けを作ってあとはハリボテっていうことでもアリ。
と、ゲーム部メンバーからは代替案も提案してもらいました。

しかし、そんなの嫌。絶対に避けねば。
なんとしてでも11体を作り切りたいっ。

しかし残る制作可能な時間も1ヶ月弱。


そんな中現れてくれたのが、他の部で活動をされていた救世主。
コズさん、sakkiさん、まやまちゃん、りんちゃん、そして我が夫。


コズさんのわたしのぐちゃぐちゃ脳内整理の壁打ちからスタートし、
キャラクターデザイン担当するよ!
オブジェクト、わたしもつくってみるよ!
と、ぞくぞくと名乗り出てくれました。
みんながそれぞれの強みを活かして、どんどんコマが進んでいきました。

葉月へちまさんの音声と動画編集のシモカタさん。

元々の暗いお話から、こんなに可愛らしくなるものかとびっくりするほどのシナリオを生み出してくれたヤコナツメさん。

3Dオブジェクトだけでは足りない、まさに絵の額縁を作ってくださった
デザイナーのヤコオットさん。

みなさんのお陰でちゃんと完成させることができました!!

そして、まさかのご褒美つき!!
NHKでとりあげていただいたほど、注目度の高いものとなりました!


さらに感動したのは、今回のゲーム部のプロジェクトから派生して、
コミュニティ部の当日参加していたメンバーが商店街のみなさんに聞き取り調査をしてくださったこと!
これもびっくりするクオリティで、今後、さらに掛川で何かを仕掛けていくのに貴重な資料を作り上げてくださいました!

さらにさらにっ!palanARさんにも取材をしていただき、記事にもなりました。


◆ 自分の好きなことで、だれかの役に立てる!


このAR街歩きゲーム「妖怪商店街」に携われて本当によかった。
そう思えたエピソードを書かせてください。

『こどもたちが夢中になって探して、新幹線の出発時刻、ギリギリまで楽しんだ。いつもだったら疲れた、歩きたくないと不満を言うのに文句も一切言わずに頑張って駅まで歩いてくれた。』

『今まであまりイベントに関心を持たなかった&スマホなどの新しいものに苦手意識を持っていた年配世代が「どうやるの!?」と興味関心を示してくれた。』

個人的にわたしに直接感想を送ってくださった方と、
商店街の方に聞いたお話です。

なんと嬉しいお言葉でしょうか。
子供も大人も、楽しんでもらえた。夢中になってもらえた。

私たち、ゲーム部として関わった人間もワクワクしたし、
ARゲームを試してくれた子供にも大人にも、
ちいちゃなワクワクを生みだすことができた
のです。

これって本当にすごい!!と思っています。
これは、本当にみなさんみなさんのおかげです。

改めてポートカケガワ指定企画の存在、
一緒につくってくださったみなさま、
やってみよう!と動いてくださった商店街の皆様、
そして当日楽しんでみたいという思いをもって、
実際にスマホのカメラを立ち上げてくださった参加者のみなさま。


本当にありがとうございます!!!

◆ 百鬼夜行の妖怪たちにもう一度会える!


わたしは今期、指定企画と併せて自主企画にも参加をしていました。
そこではAR絵本をつくりたい。というテーマで活動をしていました。


しかし、こちらも仕事で一向に進まない。
できない、絶対無理だ。
そう、行き止まりを感じていた一時帰国の帰り道、
飛行機の中で、ふと降りてきたアイデア。



指定企画✖️自主企画
さらに、私の以前のなりわい、造形教室もあわせてみたら……!?



一夜限りだった妖怪たちを、てづくり絵本に詰め込みました!


デジタルも、アナロクも、楽しんでほしい!!!


みんなが作れるように、ダウンロードできるデータ付き、
作り方はYoutubeで解説つきです!!!

あの日、妖怪をコンプリートした人も、1匹しか探せなかった人も、
当日のことなんて全然知らなかった人も、
ぜひとも作ってみてください!!


◆ これからのこと


ポートカケガワ・ゲーム部は、これで終わりではないと言うこと!
ここからがスタートです!
こんなに素晴らしいイベントを作れた集団。
一回きりで解散なんて、勿体なさすぎるではないですか。


2024年以降、わたしたちは更に進みます!

小さい人も大きい人も、みんなを巻き込んで、
日常にちょっとしたワクワクを味わってもらえるような仕組みづくり。

そんなものができたら最高だ!!と考えております。

私個人としては、ドイツが生活拠点なのですが、
年に2、3回、お仕事を理由に日本への飛行機にのる。
そんな夢を持っております。ワクワク。
これからもこのゲーム部メンバーとの活動が楽しみでなりません!!!!


このポートカケガワの指定企画があったこと。
この指定企画を通して出会えた仲間たち、
関わってくださったみなさま。

本当にありがとうございました!!!

おしまい!!!


この実験は、新しい働き方LABの研究員第3期生としての活動内容です。


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