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乳がん治療 35-最後のDHP 動悸・脚の七変化 (PER/HER/DTX療法)  

DHP最後は動悸とむくみが悪化

★見苦しい写真ありマスお許しを★


[ DHP (PER/HER/DTX療法)4回目]

◾️当日〜1週間 動悸、脚と足、痛みとシビレ

当日:4時間で投与終了、初回は7時間。 回を重ねる度に時間短縮か・・・
今回、口内炎などの重症化を防ぐ為に、1週間後、フィルグラスチム注射を打つ事になる。おお、救いの蜘蛛の糸!  

2日目以降
動悸と血圧:
血圧低く、動悸の回数と時間が増える。靴下を履くだけ、立ち上がるだけ・・・動く度に苦しくソファから離れられない時間が増える。すぐ先のTVのリモコンを取るのも体力を消耗するからパス。

足と脚:
足の爪は黒っぽい面積が増え不気味に・・・
DHP2回目にベロリと剥けた足の裏→あんなに分厚い皮を切り取ったのに、いつの間にか境目無くかかとを残し綺麗になる人体の不思議さ!

脚全体がだるく、むくみのせいで足首に傷が出来る。血圧は70台でラシックス20mgは日に1度の制限、全く効かず、多分増やしても効かない・・・

下痢が続けば脱水状態、しばらくするとパンパンに。足は七変化

1週目/  むくみが作る足首の傷と、脱水状態→2日後  

その他:腋・胸・腕の痛みとシビレはことさら酷く、舌はザラザラでこれまでで最悪の味覚障害、薬服用の為に食べると下痢。熱も出てソファで小さくなるだけ

◾️2週目 ハアハア ヘロヘロ 

目指すフィスグラスチム注射が遠く苦しく、休むコト数回、通行人に助けられ病院着。 注射は済むが、3度計った血圧は最高で上が73。10m歩くのもやっとで、翌日のペインクリニック受診は到底無理と、近隣のホテルを予約。余計な出費だけどホームから落ちるよりマシ・・・

翌日の帰宅:緩やかな坂道は地獄への直行ルートか ? !  
動悸は益々悪化、お腹は詰まったり緩んだり、足の裏にシビレが出始める。ペインクリニック処方の坐薬も痛みに効かず。
口内炎は注射の威力で悪化せず済み、これだけが救いの週。

◾️3週目 動悸治らず、むくみで横座り不可

熱に加え咳が出始める。
むくみ悪化で脚が痛くて横座り不可。足を高くと思うもその力なく、ソファで虫の息、動くのは手の指だけ。
足の側面は赤く、指の間に水泡、トイレ、台所まではまるで小旅行。血管痛悪化、肝機能低下。


何? この足! 

◾️4週目 肺は異常なし

肺の検査は息を止めること3回、あっという間に終了で肺機能に問題なし。肝心の心臓は? ・・・抗がん剤の副作用と分かりきった事は特に調べもせず ?・・・ああこんなものか・・・

動悸:動くと動悸、ソファで体の向きを変えるのも困難、息を殺し、固形化。生きている意味を考える

脱毛・脱皮:眉毛と僅かな睫毛まつげ以外全身脱毛。体全体の脱皮継続中で皮膚がボロボロ剥ける

お腹:何か口にすると下痢。栄養補給にナースお勧めの濃厚流動食を試す。

*やがては失せる副作用、まだしばらく続くとしても、先はあると信じよう


<余談>
◾️むくみ軽減のため、脚を高くして寝ると、起きた時のむくみは少ないけど、暫くするとパンパンに。
そのうち、その高さもだるくなり、クッションを蹴飛ばすにも力もなく、人はこうやって弱っていき死を迎えるんだナと冷静に想像・・・

◾️この後、分子標的薬 HP14回、と放射線照射、ホルモン療法が加わる。
H:ハーセプチン(トラスツズマブ)
P:パージェタ(ペルツズマブ )

◾️濃厚流動食は種類が沢山あって良いけど、飲むだけだから、当然 ”食べた感”なし。何を食べても飲んでもマズイなら、咀嚼が必要な"食べた感"がある方を選び、冷蔵庫、ストック食材のあるもの勝負で、 ”作った物を口に運ぶ” 方を選んだ。


◾️栄養補給の濃厚流動食は①天然濃厚流動食②人工濃厚流動食に分類。
 味は好み、セットで買うと色々試せる

#乳がん #DHP #ドセタキセル #動悸 #むくみ #足の裏 #副作用 #抗がん剤 #心機能

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