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乳がん治療 31-DHP1回目その後 ドセタキセルの脅威、助走(PER/HER/DTX療法)

28 DHP初回は7時間」のつづき

翌朝、心電図のモニターを外す。
ドセタキセルはそれほど注意が必要な抗がん剤と認識しながら、この先の副作用を知らず能天気モードの朝食後、おしぼりで腋を拭いてビックリ! 白いおしぼりが何故か黒っぽく、ん? と思ってもう一度拭くとやはり黒い・・・
腋が痛くて洗ってこなかったせいだと気付くのに少し時間がかかる汚いオバサン、笑った。 退院する。

★見苦しい写真ありマスお許しを★


[ DHP(PER/HER/DTX療法)1回目 ]

◾️投与翌日〜1週間 足に何かが起こり始める

投与から 3日目、足の裏の痛みが増し、足の裏に加え横までぐるりと赤くなりビリビリ、これは一瞬履いた室内履きの羊の毛のアレルギーか? いつも履いているんだけど・・・

足の横:初回DHPから79日後もまだ赤みが残る

全身の痛み、頭はスカスカのホウキをかぶせた様だし、フェイスラインの周りにしぶとく残る長い毛は、実力を失ってもまだ王座に執着する老いた雄ライオンの如し・・・で情けなさの極地。

後半はフラフラめまい。珍しく吐いて、味覚障害が進み、お腹も悪く、小さな口内炎ができて血管痛もあるけど、1週目はまだ可愛いモノだった。


◾️2週目 神経ブロック注射と口内炎

投与1週間後の検査通院は、足の裏の痛みでスタスタ歩けずだが、超音波検査に問題なし。

ペインクリニック受診
肩と鎖骨の上に、肩甲上神経ブロック注射を打つ。あまりの痛さに涙が出るけど痛みが和らぎ小躍り。でも2日で元に戻りガッカリ・・ハイ、現実を受け入れよう、効き目は一過性と分かり注射はもう打たないと決める。

肩腋背中の痛みに、リリカカプセル25mg ,トリプタノール錠10処方

口内炎*が存在を主張し始め、夜中、脚の至る所が攣り七転八倒。熱と咳が出て、嗅覚が敏感になり、首に経験のない”湿疹”が出て、リンデロンVg軟膏を塗ると翌日ボツボツは平らになり痒みもなくなる。恐るべし、ステロイド外用剤・・・と思うが、さっさと治した方が良いのも確か。

口内炎だけピックアップした投稿 

この週の一つの救いは、放射線治療に備え右腕の挙上可を目指すリハビリマッサージで、固まっていた体がほぐれ楽になった事。
理学療法士(以下PT)さんに肩関節の仕組みやを働きを教えてもらい、自分で行うリハビリ体操に工夫を加え、少し先が見えてくる。

が、残念な事にしばらくすると体は元に戻る。
神経ブロック注射もそうだし、ああブルータスお前もか・・・

◾️3週目 小さなボタンがとめられない

ペインクリニック処方薬で体が眠い眠いと訴える 。うっかり動くと何処かにぶつかりそうで1日の大半をソファーで過ごす。

便秘でお尻が切れて、お腹は酸化マグネシウムとプルゼニドで調整、ポステリザン軟膏を塗る。

指先、爪も痛くシビれ、力が入らなくなり小さなボタン止めは困難。これまで開けられた瓶の蓋が開けられなくなる・・・ え?!

足の裏の痛みは治ってくる(がこの後・・・)

顔のシミがことさら目立ってくる。
海女うみのおんな(アマじゃナイヨ)は日焼けをモノともせずにきたけど、やはりダメだった。

紫外線対策を早くから進めてきたオーストラリアは1970年代に日焼け止めクリームの使用が一般化、「Slip, Slop, Slap」を提唱したのもこの国。
一方日本は、この頃は日焼けクリームが爆発的に売れて日焼けサロンも繁盛の時代。ん〜この差は取り返しがつかない・・・


#乳がん #DHP #ドセタキセル #口内炎 #副作用 #血管痛 #シビレ #抗がん剤  

でも 副作用は、いつか解決
リンパ節郭清の私は腋の痛みとシビレは残ったけど
他の副作用は時間が解決!


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