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東京に居る意味

「まいこさん、どこか田舎の古民家で暮らしたら良いのに。東京に居る意味ある?」

これが、最近知人に立て続けに言われている言葉。

引っ越しで家を探す時も、
“窓を開けたら緑が見えるところ。”
という条件が1番目にあった。

実際に最近引っ越しした家は、都内ではあるが窓を開けると目の前の公園の緑が一面に飛び込んでくる。

昔から基本的には空調をなるべく使わず、窓を開けっぱなしで暮らしているのだが、今回の家はこの時期は蝉の声で、窓を開けていると部屋が蝉の声に包まれてしまいうるさくて寝付けない夜も多々ある。
先日は(おそらく)洗濯物を干そうと窓を開けた際に、黄金虫が部屋に侵入し2日たった今もまだ部屋に生息している。

東京に住んで何度も引っ越しをしたが、今回初めてなるべく緑の近くに住みたいと思った。
いずれは、公園の緑ではなくもっと自然に囲まれた場所に住処を構えたいと思っている。

ここ数年で生活スタイルも大きく変わり、東京に居ないと仕事が出来ない。という環境でも無くなった。

じゃあ、それでもなおまだ東京に住所を置く意味って何だろう?
と考えてみた。

“便利だから?、やりたいことがあるから?、友人が多いから?”
正直どれもピンとこなかった。。。

“じゃあ、もう東京を離れて自然の中から身をおいてしまったら良いんじゃない?”
そんな言葉も頭をよぎったが、正直それもピンとこなかった。。。

じっくりと自分と向き合って話をしたが、いまいちどちらもピンとこない。

“じゃあ一体何が良いの?”
その問いに対しての明確な答えがなかなか出てこない。

結果出てきたのは、
“この問いへの明確な答えが浮かんでくるまでは、流れのまま、思いつくままに進んでみよう。”
という言葉。

この言葉が今は唯一ピンときた。
なら今は、そういうことなんだと思う。


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