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カオスと希望

鈴木七沖さんの
映画 「30」(さんまる)
お披露目上映会へ

カオスから産み出される希望。

あなた わたし わたしたち
の三重奏。

たまたまとあるセミナーをうけているときにこの映画のお話のことを知り、そのときから見にいこうと決めてました。

七沖さんの映画をみるのは三回目です。

そして、「はっぴーの家ろっけん」についてはできた当初から知っていました。

その時期は看護や介護の世界のお仕事を辞めたころ。ものすごく新しい時代がきたっ!て刺激的でいながらいろんな感情が湧いてきたことを覚えてます。

その日常を映画化されたこの作品。ものすごく入りこんでみていました。

家族って何?
普通って?
高齢者って?
介護って?
人生って?

どんな目線で見るかによって
全く違うものになる。

医療従事者であったからこそ
そのときにかかえていた
理想と現実
福祉と法律
枠組のなかでの限界

綺麗ごとではなく
現場でおこる泥臭さの中
希望と絶望の繰り返しのような日々。

でも目の前のひとりひとりのいのちはそんな枠に当てはまるわけはなく

その人の人生はいつでも、今ことのき瞬き続けている、継続していくものなのに

しくみの中で切り離され
分離されていく
あきらめややるせなさ

でもそのときの患者さんや利用者さんたちの姿は今でも鮮明にわたしの中に生きていて、時々夢で逢えたりする。

そのときの情景や感情が降り注いできてわたし自身がカオス状態となってしまいました。

この映画に出演されている主に30代のみなさん
ひとりひとりの
「今」を生きるに向き合う姿に
新しく想像して自ら産み出し続ける姿はとても輝いていて…

それぞれがただ目の前の自分の人生をまっすぐ生きている中で、様々な人生が交差することで生まれる化学反応を楽しみ、味わいながら、またそれぞれの道へ戻っていく。

違うものが関わり、交わることで彩りが鮮やかになっていく。
そのグラデーションな部分がとても美しいということ。

はっぴーの家ろっけん代表の首藤さんや運営するみなさん、そして周りで関わるたくさんの方たちのことばから

きっとそれぞれ見た人の中で
たくさんの気づきを呼び起こすような、希望があふれてくるようなそんな映画です。

これから全国でお披露目会があるそうです!



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