進め、ゴーストバスターズ!!



真実の愛は幽霊のようなものだ。

誰もがそれについて話をするが、それを見た人はほとんどいない。

byラ・ロシュフコー



皆さんは幽霊を信じますか?

信じないという人もいれば、見たことがあるという人もおり、はたまた「呼び寄せ可能やでー」という人もいる…人によって幽霊の存在の仕方って、ホントに色々ですよね。


noteのトップに持ってきた言葉は、私が好きな名言の中の1つです。24時間テレビのテーマとして掲げられ、ミュージシャンが叫び、映画の中で主人公が語り、現実世界でもあらゆる人間関係間で囁かれるワード、「愛」。

愛、アイ、あいなのですよ!


皆さんは愛を体感していますか?

愛を体感するって難しい、幽霊を見るくらいに難しい。

幽霊なんてものは、そもそも信じなければ見えないもの(のような気がする)ですし、霊感も必要になってくるんですよね。確か。


愛も似たようなもので、信じなければ見えないし、愛を感じる器官が鈍いと、一生感じ取れない代物(のような気がする)ですよね。

愛と幽霊の類似点ってそれだけじゃなくて、種類によっては怨霊ばりに恐ろしいものなのかも知れないなぁと思ってみたり、思わなかったり。


このまえ小説(ぽいもの)を1つ書いてみて思ったんですけど、私が書く文章には愛の気配みたいなものがない。(本当は壮大な愛の物語とか書いてみたいよ~。風と共に去りぬ、とかオーストラリア的な?詳しくは知らんけど。)


たぶん、まだそれらしきものに出会ったことがないからか?

いや、出会った瞬間がある気もするけど(もちろん恋愛以外のシーンも含める)それも定かじゃありません。

私は物事に対し懐疑的なところがあるので、その片鱗を見ても「愛じゃーん」と信じることができず「や…ぽいけど…違うかも。や、分からないけど…そうなのか」を繰り返す。(鋭いんだか鈍いんだか。)

だから私の書くものってすごく利己的だし、重いようでいて軽いし、うっすいなーって思う。結局自分の中にあるものしか書けないからですよね、これって。


でも、ロシュフコーさんも言ってますけど、真実の愛を見る人はほとんどいないってだけで、発見できるかもしれない希望も残ってるんですよ。人間には。

なので、私はゴーストバスターズになります。真実の愛なんて代物がこの世に存在するのかは不明ですが、恐れずに立ち向かっていきたいな。だって私は勇敢な、ゴーストバスターズなんですから!怨霊級の愛だって怖くない、自分の血肉に変えてやります!


今のところ真実の愛に一番近いと私が感じるのは、「仕事」と「母親の愛」かなぁ。

「仕事つまんなーい」とか「もうやめたーい」、「でもお金のため—」とか言いながらも、毎日働く忍耐力の根源はやっぱり仕事への愛、仕事に関わる人への愛かも知れないですよね。(自分が生きていけなくなるからってのもありますが)

子持ちの主婦さんとかを見ていると、子供のために色んな努力をされている方も多く、その方々は何気なくやっちゃってるっぽいんだけど、私から見ると「え…すっご、え?え?そんなにする?」みたいなこともある。これは愛がなせる業ですよね‥。だから、お母さんって本当にすごいと思う。


って話を、ネイルをしてもらっている間、子持ちのネイリストさんに話したら「えーなにがすごいんですか?お母さんなんて子供を産めばすぐなれますよー」と筆をこちょこちょ爪に走らせながら笑ってみせる。

いや、もう凄すぎでしょ。世の中には、レベルの高いゴーストバスターズさん達が多々いるもんだわ。


というわけで、日夜愛と戦っている皆さん(それを自覚していない人も含め)、真実の愛を仕留めましょう。こういうのって多分意識していない人のところに姿を現す(ような気がするので)いそうだったら私に教えて、情報を下さいな。


進め、僕たちゴーストバスターズ!!


(とりあえず私は自分が体感する中でおそらく一番愛に近い、仕事を頑張らなきゃだわ。)





ツナ缶に愛の手を🤚❤️