ブルーライトに飽きてきた。
スマホのディスプレイに目を凝らし、SNSや動画をはしごするのはうんざりだ。

そんな人には是非ラジオをおすすめしたい。

私は、ラジオを聴くことで新しい知識が増えたし、趣味の幅も広がった。それが無料で聴けるから、生きているだけでお金がかかる今日この頃にはもってこいである（守銭奴）。
「声だけ」という環境がラジオパーソナリティの心を開くのか、話者の価値観や感性がとてもよくわかる。そして、そんな他人の考えや日々の葛藤を聴くだけでも自分の心が軽くなる。

ラジオの虜になった私が欠かさず聴いているラジオ番組をいくつか紹介する。

『味な副音声』

フードエッセイストの平野紗季子さんのラジオ。平野紗季子さんが大好きで本も動画も雑誌のエッセイもチェックしているけど、平野さんの声で有益な食情報が無料で聴けるなんて。取り上げるテーマが意外に身近なものが多いので（ハンバーガーチェーン店のポテト食べ比べ、街中華など）、食の選択肢が広がる。前感動したのは、モスバーガーの紅茶がおいしいというので（実際スリランカのこだわり茶葉だそう）人生ではじめてモスに行ってアイスティーを飲んだのだけれど、他にはないすっきりした味わいで、大袈裟ではなくこのアイスティーに出会えたこのラジオがある時代に生まれてよかったと思った。「食」に対してつい生きるために必要な行為だと考えがちだけど、その背景知識に目を向けると楽しみに変わるし、同じように胃に入れるのならば丁寧に選んだものを入れたいと思うようなった。SPINEARから配信されている（味な副音声）が、Podcast, Spotifyでも聴ける。

『ゆとりっ娘たちのたわごと』

こちらもOL2人組のPodcast番組。テーマは雑多だが、私が特に好きなのはドラマ、映画、漫画などエンタメを取り上げてふたりが感想や考察を言い合う回。取り上げるエンタメも幅が広いし（A子さんの恋人（私も好き）とかバチェラーシリーズ（私も見てた）とか）、ツッコミどころに大共感、考察の深さに大発見といった感じ（どんな感じ？）。周りに感想を言い合える友人がいない（ジャンルが合わないだけ、友達はいるのよ）ときに、ゆとたわのラジオを聴いて消化しているし、ふたりが取り上げているものならチェックしてみるか、と新しいエンタメの扉を開いてくれることも多い。Podcast（ゆとりっ娘たちのたわごと）, Spotifyで聴ける。

私のブログではこの他にあと２つ番組を紹介している。
気になった方はチェックしていただけると嬉しい(ここまで読んでくださった方に更にブルーライト浴びせようとしてる冒頭との矛盾はご愛嬌)。