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【聴覚情報処理障害】 自宅療養からリワークへ 人生で使ったことないセリフを言いまくる


こんばんは。多動と申します。
発達障害やAPD(聴覚情報処理障害)を持っている三十路女です。
昨年夏、職場等で無理を重ね過ぎたせいか心身のバランスを崩してしまい休職することになりました。

自宅療養を経たのち、現在は社会復帰&再発予防のためリワークに通っています。

そこで私は人生で使ったことのないセリフを言いまくることになりました。

その言葉とは…

「私の声量、社会になじめてますか?」

です😂



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私は元々、声量の調整が苦手です。
発達障害特性の一つである感覚鈍麻や、APD特性による聴覚認知力の低さが原因と考えられます。

特に雑踏や飲み会の場、繁忙期のオフィスなど、複数の音声が飛び交っている場では、この図のようにグチャグチャっと音が混ざって聞こえてしまうので、つい必要以上に声を張ってしまい、社会で浮いてしまいます。



どんなふうに社会で浮いているかというと…

難波で友人と話しながら歩いていたら、私の声量があまりに大きかったために、中国人の観光客の集団に二度見されてしまったり笑

職場で電話の声が大きすぎるために、抱えている案件を隣の課の人にまで把握されていたり笑

他人から声大きすぎ!と指摘されたり。

私はこうした自分の特性を自覚して、声量コントロールをかなり意識して気を付けるようにしてきました。

しかし体調を崩してしまい休職。自宅療養。
一人暮らしで、ほぼ誰とも話さない生活を続けるうちに、私は人間との喋り方…というか、声量のコントロールの仕方を忘れてしまいました笑

あれ、どうやって声量を調節するんだっけ…?

リワークに通い始め、スタッフや他利用者など人と関わる機会が出てきたころ、戸惑いました。

自分では声量が適切か分からないので都度都度スタッフに
「私の声量、社会になじめてますか?」と聞いていました。

スタッフのほとんどは、こんな質問をされたのが初めてなのか
「え… あ~ そうですね、なじめていると思いますよ!」と戸惑いながら答えてくれたのでした😂